JR芸備線 利用者のニーズ探るため平日夜のダイヤ変更へ 再構築協議会が実証事業

7/23(水) 10:28

JR芸備線一部区間の存廃を協議する再構築協議会が行う実証事業として、来月から平日ダイヤの変更が行われることになりました。

JR芸備線の再構築協議会は備後庄原駅と備中神代駅間の存廃を協議するため実証事業を行っています。

その一環として、来月21日から12月23日まで、地元住民のニーズを踏まえ、平日列車1本のダイヤが、変更されることになりました。

対象は、三次駅を午後7時半ごろ出発し、備後庄原駅に向かう列車で、出発時刻を今よりおよそ50分早め、運転区間を、備後落合駅まで延長する計画です。

芸備線をめぐっては観光需要を探るため今月19日から休日列車を増やす実証事業も始まっています。

再構築協議会は実証事業の結果を踏まえ、来年度末を目安に存続か廃止かの結論を示す方針です。