昔ながらのラムネ作り最盛期 猛暑で過去最多の製造数 シュワシュワで涼んで 広島・呉市

7/18(金) 11:56

暑い夏に飲みたくなる昔ながらのラムネの製造が呉市でピークを迎えています。

呉市で唯一、ラムネを製造しているのがこちらの『中元本店』。
今年で創業100周年を迎える老舗です。

伝統のラムネ作りは独特の清涼感を醸し出すシロップ作りから始まります。
門外不出という『秘伝のレシピ』と『熟練の技』、それに、工場長自ら舌で確かめることで創業当時の味を受け継いでいます。

ラムネ製造機で炭酸水を混ぜ、瓶をくるっと1回転させると、ビー玉が炭酸の圧力で栓をしておなじみのラムネが出来上がります。

【株式会社中元本店・若狭倫一 営業部長】
「ラムネの製造と注文が非常に多くなっていて、過去最高の製造数を考えている。夏の暑さを吹っ飛ばすようにラムネのシュワシュワで涼しんでほしい」

最近は、お酒を割るための『ラムネライト』も人気があるということです。
ラムネ作りのピークは10月頃まで続き、今年はおよそ20万本の出荷を見込んでいます。