横田めぐみさんの弟 拓也さんが講演「拉致被害者の即時一括帰国」訴える 広島・神石高原町

6/28(土) 18:15

北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの弟の拓也さんが28日、広島県神石高原町で講演し、拉致被害者の即時一括帰国の必要性を訴えました。

神石高原町で講演をおこなったのは、横田めぐみさんの弟で、拉致被害者家族連絡会の代表を務める横田拓也さんです。
めぐみさんは1977年、13歳の時に新潟の海岸で拉致されました。
拓也さんは拉致の前に、家族で広島市に住んでいたころの思い出の写真をスライドに映しながら被害者が一刻も早く帰国できるよう支援を求めました。

【北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表・横田めぐみさんの弟 横田拓也さん】
「母とめぐみを抱き合わせてあげたいと思っています。本当にこれは実現させてあげたい」
「そのためには本当にお力をお借りしたいですし、皆さま方からさらに多くの方に語ってほしいと思っています」

政府が認定している拉致被害者の親世代で存命なのは現在、めぐみさんの母、早紀江さんだけとなっています。