福山市が河川の「有機フッ素化合物」調査 1地点から暫定指針値の約4倍の値で検出

6/27(金) 20:12

福山市は市内の河川でおこなったモニタリング調査で、1つの地点で国の暫定指針値を超える有機フッ素化合物が検出されたと発表しました。

福山市は、今月19日に市内6つの地点で有機フッ素化合物=PFASの調査を実施しました。

その結果、深山川の楠田橋地点で暫定指針値の約4倍の値が出たことを明らかにしました。

そのほか5つの地点は基準値を下回りました。

市は今年2月に周辺の井戸水を検査していて、その際には、PFASがほとんど検出されなかったことなどから、国と協議し、今回の結果を受けた井戸水の再検査はおこなわないということです。

一方で、今年度2回から4回と定めているモニタリング調査は予定通り実施することにしています。

市は「調査を継続し、数値の推移をみていきたい」としています。