ユース・ピース・ボランティア研修始まる 「全国平和学習の集い」に向けて 県内外から341人参加

6/1(日) 18:00

平和の継承を担う若者を育成するための研修が、1日から広島市で始まりました。

【平和文化センター・谷史郎副理事長】
「全国の皆さんが集まるので、自分たちの言葉で平和への思いを伝えてほしい」

この研修は、ことし8月に開かれる「第1回全国平和学習の集い」で
参加者をサポートする学生のボランティアを育成するために行われるものです。

1日は、県内外から参加したボランティアのメンバー341人が
平和公園の慰霊碑を巡ったり、被爆者・笠岡貞江さんの被爆体験を聞いたりして、
被爆の実相について学んでいました。

【東広島から参加した中学生】
「広島に原爆が投下されたことについてもっと知りたいと思ったので
 この活動に参加しました」

【鳥取から参加した高校生】
「被爆者の人の思いと自分が思ったことを伝えて、みんなで議論をして
 いい時間にできたらと思います」

次回の研修は今月15日に行われ、研修は計4回実施されます。