11.07.20(水)  防災・減災の基本的な心得 ~2011年台風6号を振り返って

今回の台風6号、
広島県では“やや強い風”が長続きし、瞬間的に非常に強い風も吹いたこともあってケガ人も数人出ました。
ただ広島県では大規模な影響はなかったといっていいでしょう。
 
一方で台風の動きが遅かったこともあり、
四国や紀伊半島、東海、関東などでは記録的な大雨となりました。
ポン酢で有名な高知県馬路村の魚梁瀬(やなせ)では
19日の1日だけの雨量が851.5ミリ(全国での観測史上最高…)
そして今回の降り始めからの雨がおよそ3日間で1199ミリ…
 
福山市で1年間に降る雨の量は1117.2ミリ(平年値)。
たった3日でそれを上回ってしまいました。
 
 
改めて思ったのですが、
大雨や台風などの気象災害から身を守るには

・適切な情報源(天気予報)から正確な情報を得ること

・事前にきちんと災害への備えをしておくこと

・大雨や強風の時は、不用・不急な外出は避けること
 
 そして安全な場所にいること

以上、3つだと改めて思う次第です。

大型の台風が頻繁に襲うはずの沖縄などで、なぜ台風の被害が小さいのでしょう?
地元の人に伺ってみると
台風が来ているときは外出しないんだよ!」と返ってきました。

ぜひ前述の3つを肝に銘じて、今後の防災・減災に活かそうじゃないですか!

また21世紀に入って、大型台風や記録的な豪雨が増えています。
その一因は地球温暖化… 私たち人間が間接的に引き起こしているのです…

東日本大震災以降、ライフスタイルの見直しが叫ばれています。
自分たちの命を守るためにも、地球に優しい生活について改めて考えてみませんか?
(hadaken)

   
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