14.02.06(木)  春先の雪は「怖い」


「立春」が過ぎ、暦の上ではすでに「春」になっています。
5日のスーパーニュースでは、
若木キャスターが見つけてきた「つくしんぼ」が
“スタジオ生出演”?して、春の訪れを感じさせました。

週間予報を見ると、この先、
雪や雨のマークが入り乱れて並んでいます。
天気の変化が早くなり、ここからも季節が
春に向けて進んでいることがわかります。

さて、同じ「雪マーク」でも、
冬型の気圧配置で降る雪の降り方と、
低気圧の通過で降る雪の降り方とでは、
性質がまるで違います。

冬型の場合は、県北部・中国山地を中心に雪が降りますが、
低気圧通過の場合は、地域に関係なく雪が降り、
南部の平野部でも大雪になる場合があります。

雪になるか、雨になるか、
また雪が積もるかどうかは、その時の気温次第ですが、
これから春先に降る雪は、
平野部でも「大雪」になる可能性を含んでいることを
知っておいて欲しいと思います。

ぜひ、予報の「雪マーク」の“中身”まで、
チェックして下さい。
予報をお伝えする私たち気象予報士も、そのあたりは、
しっかりお伝えしたいと思っています。

それにしても、今回のCGの雪の絵、怖いですね…。
毎回、素晴らしいCGを作って下さる美術の方には、
感謝・感謝です。

                                                 (やまもと たけひろ)

   
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