そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

有限会社 椙八商店

【所在地】山口県萩市大字椿東

有限会社 椙八商店(山口県)

今回は山口出張SP!八嶋さんがスタジオを飛び出し山口県へ!
山口県萩市にあるしらす加工カンパニー「椙八商店」。釜揚げしらすやちりめんじゃこは長年、地元で愛され続ける味。しかし、近年しらすの漁獲高が減少…そこでカンパニーは、しらす漁で獲れる市場で販売できない魚、未利用魚を活用した「エソスナック」を開発!さらにパニック映画のようなパッケージデザインが話題に。今回は、地域の隠された資源に着目し、新たな挑戦を続けるカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

奇妙なスナックをつくった ちりめん加工カンパニー

明治時代後期から5代にわたり、シラス漁を続けている「椙八商店」。しかし、シラスの漁獲量は年々減少して、経営は不安定な状態が続いていました。そんなカンパニーが2年前に開発したのが、パニック映画のポスターのようなパッケージで話題となっている「エソスナック」。エソはカマボコの原料などに使われている魚ですが、小さなサイズは市場に出荷できないため、それまでは未利用魚となり、廃棄されることがほとんどでした。カンパニーは、そんな未利用魚を何とかできないかと考え、エソスナックを開発。さらに、エソの顔を生の状態で見た時に、は虫類のような見た目の際どさを長所に感じ、全面に出すことで、インパクトのあるパッケージにしたのです。

そーだったのかポイント2

放送内容写真

ちりめん加工カンパニーの新たな取り組み

市場に出しても値がつかない未利用魚は廃棄、または底値で水族館のエサなどになり、漁師の利益になりません。そこでカンパニーが取り組んでいるのが、未利用魚をスナックやペットフードに加工して商品化すること。隣町の漁師から「何かに利用できないか」と相談を持ちかけられた未利用魚を煮干しにしてスナックとして開発。また、今年商品化したのは「わかめふりかけ」。この商品に使っているのは、これまで市場に出回っていなかったワカメ。実は地元の海士さんが収穫したもので、サザエやアワビを取る時に大きなワカメが邪魔をして見えないため、厄介者として扱われていたのです。これらのワカメや未利用魚を加工することは、それまでになかった利益を生み出すだけでなく、安定的に原料が手に入れられるという水産業界では珍しい強みになっているのです。

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