そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

マルクラ食品 有限会社

【所在地】岡山県倉敷市加須山

マルクラ食品 有限会社(岡山県)

麹で世界を驚かせた、執念のカンパニー!
甘酒の売れ行きが落ち、会社が傾きかけていた岡山県倉敷市の小さな麹カンパニー、マルクラ食品。需要低下の波にのみ込まれそうになりながらもカンパニーは“真逆の挑戦”を選びます。それは、無名の地方企業が海外市場へ挑むという大胆な決断。この決断が功を奏し日本では売れなくなった味噌がアメリカで評価され、麹はフランスの高級レストランで脚光を浴びることに。軸となったのは、100年以上守り続けた伝統の麹づくりと、妥協を許さないカンパニーの執念。本物を磨き続けたからこそ開かれた、世界への扉とは。今回は、麹で起死回生を果たしたカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

大手企業にはまねできない製法で海外進出!

創業以来、麹を使った甘酒や味噌をつくり続けている「マルクラ食品」。国内の味噌需要低下を受け海外進出に挑戦しますが、欧米では味噌特有の塩味が敬遠されていたのです。しかし、味噌づくりにおいて、塩は雑菌を抑え発酵スピードを操る不可欠な存在。塩を使いながら、甘みを強めるため、カンパニーは「長毛菌」という麹菌を採用しました。菌糸が米の奥深くに根を張ることで、でんぷんが分解され、自然な甘みが生まれます。ところが、菌糸が長すぎて絡まり固まってしまい、機械ではほぐしきれないため、手作業で行う必要があったのです。2010年、カンパニーはアメリカ市場に挑むと、オーガニックという付加価値も評価され、現地のシェフたちの間で評判に。さらに、アメリカの大手スーパーマーケットでも取り扱われるようになったのです。

そーだったのかポイント2

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麹をパウダー化!指摘から生まれた新たな形

カンパニーが次に挑んだのは、発酵食品への関心が高まっているヨーロッパ。麹は素材をやわらかくし、うま味を引き出す力があり、フランスの料理界でもブームとなりつつあるのです。麹の輸出をスタートしたカンパニーでしたが、「麹をつけて肉を焼くと表面の麹の粒が焦げてしまう」「焼く前に麹を取り除くと食品ロスになってしまう」と指摘されたのです。そこで、サステナブルが重視される欧米に寄り添った新たな麹をつくるため、製粉メーカーに協力をあおぎ、麹をパウダー化。この麹パウダーは水で薄めて使う塩麹とは違って、水分を含まないため、麹の力がダイレクトに食材に伝わり、短時間の漬け込みで肉を驚くほどやわらかくすることができたのです。欧米を中心に大ヒットし、売り上げの4割を海外が占めるまでに成長したのです。

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