そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

有限会社 藤田酒店

【所在地】岡山県岡山市北区平和町

有限会社 藤田酒店(岡山県)

酒を売らずして信頼を得た酒店!
岡山駅前にある小さな家族経営の酒屋「藤田酒店」。一見、昔ながらの配達専門店ですが、今や全国から注目される存在に!仕掛け人は、大阪のベンチャー企業から故郷に戻った長男。昼夜を問わず働き続ける家族の姿に衝撃を受けた彼は「酒を売らずに信頼を得る」という型破りな手法で、10年で売上を4倍に伸ばします。届けたのは“モノ”ではなく“想い”。その決断が、地元を変え、業界の常識を覆していきます。今回は、「信頼」で勝負するカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

お酒を売らずに人を届ける?求人大作戦

1975年創業の町の酒屋さん「藤田酒店」。岡山駅周辺の再開発で飲食店が増え、お店の売り上げは右肩上がりでしたが、1990年代に進んだ酒税法改正による規制緩和で、スーパーマーケットやディスカウント店との価格競争に陥り、利益は激減。そんな中、大阪から戻ってきたのが長男の圭一郎さん。これまでお酒を配達していた飲食店だけではなく、深夜営業のバーなどにも販路を広げようと動き始めますが、どのお店も相手にしてくれません。それでも諦めず足を運び続ける中で、深夜帯勤務のバーでは人手が足りていないことを知り、届けるのはお酒ではなく、人にしようと考えます。2012年、掲載料も報酬も「ゼロ」の求人サイトを立ち上げると、「おもしろいことをやっている酒屋さん」として知られるようになり、信頼される存在に。こうして、それまで20軒だった酒の販売先は、10倍の200店舗にまで拡大したのです。

そーだったのかポイント2

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後継ぎ息子の新事業!全国の学生が戦力

カンパニーが2015年に始めた「スナップリカー」。これは、誕生日や記念日などに大切な人へ贈るお酒に、スマートフォンで写真やメッセージを自由に入れたラベルがつくれる、オリジナルギフトサービス。この画期的なシステムをカンパニーは独自に開発し、インターネットショップを立ち上げました。しかし、マーケティング・販売戦略・システムの改良まで、家族だけではまかないきれず、人手が足りない状態に。そこで思いついたのが、学生が現場での経験を積むための「インターンシップ制度」。2020年、オンラインで全国の企業と学生をつなぐインターン求人サイト「コンパス」を立ち上げると、学生の登録者数はわずか5年で1万5千人を突破。カンパニーにも全国から100人以上の応募があり、現在10人の学生チームが「スナップリカー」の運営を支えているのです。

あなたの町のご当地かンパニー大募集!