そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

宮下酒造 株式会社

【所在地】岡山県岡山市中区西川原

宮下酒造 株式会社(岡山県)

今回は、岡山県岡山市で創業100年を超える酒造カンパニー「宮下酒造」が登場。日本酒製造で創業したカンパニーですが、今では地ビールや焼酎、クラフトジン、ウォッカ、ウイスキーまで作るお酒の種類が拡大。さらに、それらのお酒をベースに作った「カクテル」が、コロナ禍で家飲み需要が高まる今、注目を集めています。今回は、革新的な方法で次々と商品を生み出し続けるカンパニーのそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

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フロントランナーを目指す酒造メーカー

1915年に日本酒の製造で創業し、現在、様々なお酒を手掛けている総合酒類メーカー。4代目の宮下社長が目標にしたのは、誰よりも早いフロントランナーを目指すこと。1994年の酒税法改正により、大手メーカーにしか許されていなかったビール製造が小規模でも可能となり、カンパニーは中国地方で1番早く地ビールの製造を開始しました。ビールの本場ドイツの味を実現するためにドイツへ向かい、ビール専門の技術者「ブラウマイスター」をカンパニーに招き入れたのです。ドイツの技術と素材、そして地元の水を使った中国地方で第1号となる地ビール「独歩」を1995年に発売。本格的な味が好評となり、発売から3年連続、年間販売量で日本一を記録したのです。

そーだったのかポイント2

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革新的な蒸留酒づくり

2007年、地ビール「独歩」を蒸留したお酒「ビアスピリッツ」という特殊なお酒を生み出すことに成功したカンパニー。蒸留酒を本格的に製造するため、2015年、岡山県で初となるドイツ製の蒸留器を導入。ただその頃、全国的にウイスキーが大ブームでしたが、フロントランナーを目指す宮下社長は、日本ではまだ珍しかった蒸留酒クラフトジンの製造に取り組んだのです。米焼酎をベースに、岡山特産の白桃やピオーネなど14種類の素材をブレンド。そして、カンパニーの焼酎と同様に樽で熟成させることによって、日本初となる樫樽貯蔵のクラフトジンを2016年に発売。この蒸留器でウォッカやウイスキーも製造し、さらに、これらのお酒をベースにしたカクテルの製造にも着手し、2020年、「匠バーテンダー家飲みカクテルシリーズ」が誕生したのです。

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