そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 佐田建美

【所在地】岡山県真庭市下方

株式会社 佐田建美(岡山県)

今回は、岡山県真庭市で組子細工をはじめ木製建具を製造販売するカンパニー「佐田建美」が登場。高速道路も走れる「木製スーパーカー」をつくり話題になったカンパニーは、社長の信念でもある「木で何でもつくる」、「誰もやってないものをつくる」オンリーワンの木工カンパニーを目指し、様々な商品を開発。その影響か、多くの若者がカンパニーに興味を持つようになり、入社希望者も年々増加。15年前に20代の社員は全体の約3割でしたが、今では約6割を占めるほどに。それまでの慣習にとらわれずに挑戦するカンパニーのそ~だったのかに迫ります!

そーだったのかポイント1

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ユニーク製品を開発する秘密とは?

主に収納棚などの家具や格子戸などの建具を製造しているカンパニー。2000年を過ぎたころから悩みとなっていたのが、定年退職による職人不足。そこで、木工業界に対して若い人にもっと興味を持ってもらいたいと、どこにもないオンリーワンの製品をつくることにしたのです。2005年、中央の棚が回転して、オーディオスペースや書斎など4種類の使い方ができる家具を製作し、展示会で発表すると、アイデア作品部門で最高賞を受賞。これをきっかけに、カンパニーは毎年ユニークな製品を発表。2007年の木製スーパーカーは、国内だけでなく、海外のメディアからも取材され注目度もUP。その年から、多くの若者がカンパニーに興味をもつようになり、入社希望者も年々増加。15年前に20代の社員が全体の約3割だったところが、現在では約6割を占めるほどになったのです。

そーだったのかポイント2

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若い職人を育てる秘訣

年々、ユニークな製品を開発するカンパニーの技術力を支えている一つが組子細工。葉と呼ばれる小さな木の板を、釘や金具を使わずに組み合わせていく伝統技法で、特に職人の感性と経験が必要といわれています。カンパニーで、そんな組子細工の製造を中心に行っているのは入社5年未満の社員。一般的に組子細工は建具職人として5年以上修業した人が学び始めるのですが、カンパニーでは、本人のやる気があれば入社してすぐでも、やらせてみるという方針なのです。きっかけは、組子細工の作品を見た新入社員が「つくってみたい」と発言したことを受け、実際にやらせてみたところ、通常3~4年かかる技術をわずか1年ほどで習得たことでした。それまでの慣習にとらわれずに挑戦することがカンパニーのユニークな製品づくりにもつながっているのです。

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