そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 三宅水産

【所在地】広島県呉市広古新開

株式会社 三宅水産(広島県)

軍港の町・呉で生まれた一枚の揚げ物「がんす」。いまや広島のソウルフードと呼ばれますが、もともとはかまぼこのすり身の“余り”から生まれた脇役でした。主力商品の不振で会社が存続の危機に立たされたとき、立ち上がったのは娘の結花さん。「がんす娘。®」を名乗り、誰にも手に取ってもらえない悔しさを抱えながら県内外を奔走します。やがて地域ブランドに認定され、その式典での偶然の出会いが思わぬ販路拡大へ。人と人との縁が、止まりかけていた家業を大きく動かしました。今回は、家族の覚悟が“食文化”へと育て上げたカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

岐路に立たされた老舗練り物カンパニーの決断

白身魚のすり身にパン粉をまとわせ、カラッと揚げた、広島のソウルフード「がんす」。今では多くの企業がつくる「がんす」を1950年の創業当初から変わりなくつくり続けてきたのが「三宅水産」です。もともと「がんす」は、看板商品である「かまぼこ」をつくる際に余ったすり身を使い切るためにつくっていたものでした。しかし、祝いの席や贈答品に欠かせなかった「かまぼこ」が、食の多様化・ライフスタイルの変化によって次第に売れ行きが落ち込み、カンパニーは大きな岐路に立たされたのです。そんな窮地の中、立ち上がったのが二代目社長の娘・結花さん。主力の「かまぼこ」ではなく「がんす」に再起の望みを託し、自ら「がんす娘。®」を名乗り、県内外を問わず、試食販売の店頭に立つことにしたのです。

そーだったのかポイント2

放送内容写真

食べ方の提案で評判に!がんすで窮地から脱出

試食販売に立ち始めた結花さんでしたが、愛してやまない「がんす」は一歩外に出ると、一口試してもらうことすら難しかったのです。そこで結花さんは、これまで自ら撮りためてきた「がんす料理」の写真をまとめ、煮る・炒める・挟むといった多彩なアレンジができることを、言葉ではなく目で伝えたのです。すると、「がんす」の評判は広がり、スーパーマーケットだけでなく、飲食店のメニューにも採用されるなど、カンパニーはようやく窮地を脱することができました。さらに、行政が認定する「ザ・広島ブランド」に挑戦すると、その独自性と品質が高く評価され、2022年に認定。その認定式の会場で出会った広島が誇るうどんチェーン「ちから」では、トッピングメニューとして「がんす」を採用されることになったのです。現在では「がんす」だけで、なんと1日6000枚分、かつての約10倍の量の生地を練っているのです。

あなたの町のご当地かンパニー大募集!