そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 EVENTOS

【所在地】広島県広島市中区舟入中町

株式会社 EVENTOS(広島県)

崩壊から再生へ―“食”で町を元気に!
広島市の小さなイベント会社「株式会社イベントス」。バブル期、パーティーや式典の料理を届けるケータリング事業で成長を遂げましたが、事業拡大の中で経営が悪化し、膨大な負債を抱えることに。従業員は60人からわずか7人にまで減り、存続の危機に陥ります。それでも「食の力で、人も町も元気にできるはず」その信念のもと、広島市の里山・戸山地区で新たな挑戦を開始。地域とともに歩み、人気レストランを生み出すまでに成長します。さらに今、その手腕を島根県の有福温泉が求めました。今回は、崩壊から立ち上がり“食”で地域を動かすカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

原点を見つめ直す決断!地域にもたらした変化

1988年にイベント会社として設立した「EVENTOS」。その後、パーティーなどで料理を提供するケータリング事業を展開し、1995年にはレストラン事業へ本格的に進出しました。しかし、引き抜いた料理人たちを束ねることができず、60人いた従業員はわずか7人に。膨大な負債を抱えたカンパニーは食の原点を見つめ直す決断を下します。2011年、広島市の自然豊かな戸山地区にスパゲティ料理店をオープン。店舗の横に畑をつくり、地域の人たちに助けてもらいながら、自ら育てた野菜で料理を提供し始めたのです。オープンからわずか半年で、ドライブ客が行列をつくるほどの人気店に。そして2016年には、農家が出荷できる産直市とビュッフェレストランが一緒になったお店をオープン。出荷された野菜は全てお店が買い取り、売れ残っても、ビュッフェで活用できる仕組みにしているのです。

そーだったのかポイント2

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古き温泉街を再生!泊食分離で活性化

1300年の歴史を誇る有福温泉は、最盛期には年間30万人が訪れる人気の名湯でした。しかし、団体旅行から個人旅行へと時代のニーズが変化し、豪雨などの災害も相次ぎ、かつて20軒あった旅館は3軒にまで減少してしまいました。そんな温泉街を蘇らせようと、江津市は、宿泊と料理を分けた「泊食分離」で宿の負担を減らして、新規参入を狙うという再生プロジェクトを考案。その鍵として声をかけたのがカンパニーだったのです。戸山地区で地域と共に歩んできた経験を胸に、温泉街再生にも積極的に関わり、有福温泉振興会の会長就任や町のイベントにも参加。2021年10月、有福温泉の中心部にイタリア料理店をオープン。カンパニーの出店をきっかけに、地元の企業も次々と宿泊事業に参入し、宿泊施設は今では8軒にまで回復。食事のために人が町を歩くことで、通りに活気を生み出しているのです。

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