そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 かしはら

【所在地】広島県広島市西区天満町

株式会社 かしはら(広島県)

今回は広島を代表する銘菓「はっさく大福」をつくる広島県のカンパニー「かしはら」が登場!多い日には500個以上のはっさくをむき、3000個以上を手作業で作りあげるカンパニー。1983年に島の名物を作って欲しいという依頼から生まれた「はっさく大福」。夫婦二人三脚でお店を切り盛りしていたが妻が他界。一度はお店を閉店するも地域の人の支えで復活を遂げる。さらに妻の夢を叶えるために広島市へ進出。今回は広島を代表する銘菓に成長したカンパニーの感動の物語に迫ります。

そーだったのかポイント1

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元祖「はっさく大福」大人気になるまでの秘密

広島を代表する銘菓「はっさく大福」をつくっている「かしはら」。多い日には500個以上のハッサクをむき、3000個以上を手作業で仕上げています。はっさく大福の誕生は、1983年の因島大橋の開通を前に「因島を代表する名物をつくってほしい」という依頼でした。餅菓子職人の柏原さんは、因島発祥のハッサクを使って、こし餡と餅で包んだ大福を考案。しかし、すぐには人気商品とはなりませんでした。そこで、こし餡からしろ餡に変更することに。すると、ハッサク特有の酸味と苦みがまろやかになり、甘さとの絶妙なバランスが生まれ、爽やかな風味が際立つ一品へと進化したのです。はっさく大福は口コミで広まり、さらに因島出身の著名人の紹介で一気に全国へ名を馳せ、広島を代表する銘菓となったのです。

そーだったのかポイント2

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一度消えかけた「はっさく大福」の復活劇

順調に名を馳せていた「はっさく大福」。そんな時、柏原さんの妻・佐重子さんが帰らぬ人となり、夫婦二人三脚でやってきたお店を即日閉めることになったのです。ところが、閉店を知らずに訪ねてくるお客さんがいることを知った柏原さんは、「はっさく大福を復活させたい」と地域の仲間に相談。その思いに共感した人々が集まり、店を支えてくれたことで、失われかけたはっさく大福は復活を遂げたのです。さらに、柏原さんは亡き妻とともに描いていた「島を飛び出し、広島市で店を開く」という夢をかなえるために、3年かけて準備。2013年、ついに広島市に店を構えたのです。すると、はっさく大福はバイヤーたちの注目を浴び、多くの人々に届くようになり、因島名物から広島を代表する名物に成長していったのです。

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