そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 宇根鉄工所

【所在地】広島県東広島市志和町

株式会社 宇根鉄工所(広島県)

今回は、広島県東広島市で水をせき止めて建物や町を浸水被害から守る防水製品カンパニー「宇根鉄工所」が登場。
水門や防水扉・防潮ゲートを長年つくってきたカンパニー。2000年以降、集中豪雨が増えていることを受け、防潮ゲートの技術と知識をいかし、浸水被害に対応できる全自動でメンテナンスフリーの防水板を開発し、売上を伸ばしています。今ではカンパニー売上の半分を占める商品になっています。
公共工事が減少し新事業が必要だったカンパニーが、民間製品へと参入し成長した取り組みのそ~だったのかに迫ります!

そーだったのかポイント1

放送内容写真

浸水被害から守る!防水製品メーカーの秘密

水門や防水扉・防潮ゲートなど水の流れをせき止める製品をつくるカンパニー。長年にわたり、公共事業の製品を手掛けてきましたが、都市部の開発が進み、依頼も減少していたのです。ちょうどそのころ増えていたのが、日本各地での大雨による浸水災害。そこでカンパニーはビルやマンション向けの防水板をつくれば、浸水被害を防ぐことができると考えたのです。それまでにあった電動式や油圧式ではなく、水道の水圧で板を動かす独自の仕組みを開発。ところが、手動の方が安心につながると考えていたカンパニーとは異なり、市場のニーズは、水が押し寄せたら全自動で動くことが求められたのです。そこで、水が板の下に入ることにより浮き上がる「浮力式防水板」を考案。製品の展示会で話題となり、今では売り上げの5割を担う主力製品となったのです。

そーだったのかポイント2

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発注元から信用を得るための工夫

公共事業だけでなく民間向けの製品を手掛けるようになったカンパニー。お客さんから信用を得るために、より徹底した検査が必要に。そこで、カンパニーは製品の出荷前に、水を流し込んで正常に作動するかどうかの検査を行い、その様子を撮影して、希望があれば発注元のお客さんにその映像を見せているのです。実際に水を流し込むことで、漏れた水の量をはかり、合格範囲かどうかを確認。時には発注元から信頼を得るため、高さ3メートルの防水扉の試作品も製作!試作品で水深20メートルの水圧に耐えられることを証明したことが、正式な製作依頼の受注につながったのです。

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