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【子育て支援シリーズ】おさらい!暖房器具の安全な使い方


●11月は、製品安全総点検月間です。
経済産業省では、11月を「製品安全総点検月間」とし、製品を安全に使用するための周知活動を実施しています。毎年約1000件程度の重大製品事故が発生しておりますが、そのうち約3割は消費者の皆様の誤使用や不注意等製品に起因しない事故です。もうすぐ冬本番。節電志向により燃焼式暖房器具の使用機会が増えることが予想されます。特に以下のような事故に注意しましょう。
【事故事例】

[石油ストーブ]

●「カートリッジタンクに給油後、給油口キャップを斜め締めにしていたため、石油ストーブへ戻す際に灯油がこぼれ、拭き取りが不十分な状態で点火したため、こぼれた灯油に引火し、燃え広がった」
➡[注意] 給油するときは、必ず火を消してください。また、カートリッジタンクのふたが完全に締まっているか確認してください。 

●「石油ストーブを密閉した室内で使用していたため、 給気不足から不完全燃焼状態となって一酸化炭素が発生。石油ストーブをつけたまま就寝中、一酸化炭素中毒で死亡した」
➡[注意] 就寝時はストーブを使用しないでください。また、ストーブを使用する際は、こまめに窓を開けるなど換気をしてください。
[ガスファンヒーター]
●「専用のガスホース(ガスコード)ではなく、取扱説明書で禁止されているゴム管で接続していたため、接続部からガスが漏れ、ファンヒーターの火が引火した」
➡[注意] ガス栓とガス機器の接続は、ガス栓にごみなどが挟まっていないことを確認してから、適正な接続具を使用してください。ガスホースが確実に接続されていることを確認してください。
[石油ファンヒーター]
●「石油ファンヒーターに誤ってガソリンを給油して点火したため、異常燃焼を起こし、火災に至った」
➡[注意] 間違ってガソリンを入れると異常燃焼を起こします。保管場所に注意しましょう。
●「温風出口付近にスプレー缶を置いていたため、 スプレー缶が過熱され、破裂し火災に至った」
➡[注意] 暖房器具やガスこんろの近くなど、高温になる場所にスプレー缶を置かないでください。缶が熱せられると、内部のガスが膨張して内圧が上がり、缶が破裂し、ふき出た可燃性のガスに引火します。
[電気ストーブ]
●「電気ストーブをベッドの近くで使用していたため、布団がヒーターに触れて火がついた」
➡[注意] 寝るときは、スイッチを切ってください。 寝返りをうったときなどに、布団や毛布などがストーブに触れると、ヒーターの 熱で火がつくことがあります。ストーブの近くに燃えやすいものを置かないでください。カーテンの近くで使用するのも危険です。
[電気ミニマット]
●「電気マットをベッドのマットレスの上に置いて就寝時に使用していたことから、ベッドの沈み込みなどでヒーター線がずれて重な り合い、異常発熱して焼損した」
➡[注意] 電気ミニマットは 就寝時の暖房器具として使用しないでください。また、ほかの暖房器具と併用しないでください。
[電気こたつ]
●「やぐらの中にこたつ布団を押し込んだため、布団がヒーターの保護カバーと接触し、焦げて発煙した」
➡[注意] 電気こたつの中にこたつ布団や座いす、座布団などを押し込まないでください。 洗濯物を乾かして火災になった事例もあります。 電源コードをこたつの脚で踏んだり、折り曲げたりすると断線の原因になるので注意してください。
 
◎経済産業省「11月は製品安全総点検月間です」
(https://www.meti.go.jp/press/2022/10/20221028002/20221028002.html)
および独立行政法人製品評価技術基盤機構「ついうっかりが思わぬ事故にならないように冬製品は正しく使いましょう」
(https://www.nite.go.jp/data/000143029.pdf)を加工して作成。

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