気になる○○事情

葬式とお墓・アンケート結果 2018/7/21~2018/8/2

お墓を継ぐ人が決まっているのは1割未満

  • お墓を継いでくれる人はいますか
  • 決まった人がいる 7%
  • 期待する人がいるが、決まっていない 23%
  • 決まった人も、期待する人もいない 30%
  • お墓を継いでもらうことを希望しない 23%
  • 分からない 17%
  • 自分や身内に不幸があったときの葬儀場所を「決めている」人は18%。両親や配偶者が家族葬を望んでいる場合、「本人の希望通りに行う」と答えた人は81%にのぼりました。葬儀を行う際に重視する点は、「故人の遺志」を選んだ人が多く66%となっています。お墓については、入るお墓がある人は49%で、「夫の先祖代々のお墓」と答えた人が最も多い結果に。一緒に入りたい人としては、31%が「夫または妻」を選びました。一方、次代でお墓を継いでくれる人が「いる」人は、7%にとどまる結果となっています(上)。
  • 1.身内や自分自身に不幸があったとき、どこで葬儀をするか、すでに決めていますか

    • 決めている 18%
    • だいたい決めている 30%
    • 決めていない 52%
  • 「決めている」人は18%となりました。「決めている」人は、女性よりも男性に多く、男性29%、女性14%。年代別では、60代以上が56%となっています。一方「決めていない」人は若い人ほど高く、20代以下75%、30代60%となっています。
  • 2.最近、近親者のみで行う「家族葬」が増えています。生前、あなたの両親や配偶者が「家族葬」を望んでいたとしたら、あなたはどうしますか

    • 本人の希望通りに家族葬で行う 81%
    • 今は考えられない(そのときに判断する) 19%
  • 「世間体もあるので本葬を行う」を選んだ人は0で、最も高かったのは「本人の希望通りに家族葬で行う」81%となりました。「今は考えられない(そのときに判断する)」を選んだ人は、男性に多く男性のみでは36%。また60代以上は0でした。
  • 3.突然、あなたが身内の葬儀を行うことになったとしたら、何を重視して段取りを行いますか(複数回答)

    • 故人の意志 33
    • 葬儀代などの費用 26
    • 地元のしきたり(講中など) 3
    • 葬儀場の場所(参列者の交通の便) 13
    • お寺や教会など宗教施設の意向 2
    • 葬儀社 2
    • 葬儀の形式 2
  • 「故人の意志」が最も高く、66%が選ぶ結果となりました。また、「葬儀代などの費用」を選んだ人も半数を超えています。「お寺や教会など宗教施設の意向」「葬儀の形式」を選んだのは女性のみでした。
  • 4.あなたが入るお墓がありますか

    • 夫の先祖代々のお墓 34%
    • 妻の先祖代々のお墓 9%
    • 自分の代で建立したお墓 6%
    • 今、お墓はないが探している 2%
    • 今、お墓はないし、探してもいない 30%
    • その他 19%
  • 最も高かったのは「夫の先祖代々のお墓」で34%、次いで「今、お墓はないし、探してもいない」30%となりました。「夫の先祖代々のお墓」を選んだ人は男性に多く、男性43%、女性28%。「妻の先祖代々のお墓」は女性のみでした。
  • 5.あなたの次の代で、お墓を継いでくれる人がいますか

    • 決まった人がいる 7%
    • 期待する人がいるが、決まっていない 23%
    • 決まった人も、期待する人もいない 30%
    • お墓を継いでもらうことを希望しない 23%
    • わからない 17%
  • 「決まった人がいる」を選んだ人は7%にとどまり、多くの人が「決まっていない」「希望していない」「わからない」と答える結果となりました。「決まった人がいる」人は40代17%、50代7%で、全員葬儀についても決めている人でした。
  • 6.もしも自分で選べるなら、どんなお墓や埋葬を希望しますか。あなたが一番選ぶものはどれですか

    • 従来の先祖代々のお墓 12
    • 自分の代で建立したお墓 5
    • 散骨として海洋葬(海にまく) 10
    • 散骨として樹木葬(墓石の代わりに樹木を植える) 9
    • 散骨として宇宙葬(遺灰の一部を宇宙空間に打ち上げる) 1
    • 墓所形態で納骨堂 7
    • 墓所形態でデザイン型 1
  • 「従来の先祖代々のお墓」が最も高い結果となりましたが、「お墓」を希望する人は38%。「散骨」を希望する47%とよりも低い結果となりました。「散骨」では「海洋葬」を選んだ人が最も多く、次いで「樹木葬」となっています。
  • 7.誰と一緒にお墓に入りたいですか

    • 先祖 3
    • 夫または妻(夫婦) 14
    • 子ども 1
    • 自分の両親 8
    • ペット 1
    • 誰でもいい 4
    • 誰とも一緒に入りたくない 1
    • お墓には入りたくない 6
    • わからない 7
  • 「夫または妻(夫婦)」を選んだ人が31%と最も高い結果となりました。こちらを選んだのは、男性よりも女性が高く、男性21%、女性31%。また年代別では、40代と60代以上が33%、次いで50代27%となっています。
  • 8.7でお答えの回答について、その理由について具体的にお書きください

  • ●先祖
  • ・隣の家と同じでよい。(男性・57歳)
  • ●夫または妻(夫婦)
  • ・天国でもずっと一緒にいたいから。(女性・28歳)
  • ・お墓は後に残された人が管理が大変だと思うので、子どもが楽なようにお墓参りが1回で終わるように主人と一緒に入ります。(女性・33歳)
  • ・自分で選んだ家族は夫だけなので、できれば一緒に墓に入りたいです。もしお墓が一緒なら子どもがお参りするときに便利なので。(女性・36歳)
  • ・妻だけでなく、両親や子どもたちも(男性・49歳)
  • ・一番親しいから(女性・57歳)
  • ・今まで世話になったから(男性・65歳)
  • ●子ども
  • ・子どもと一緒ならどこでもいいが別になるのはいや(女性・35歳)
  • ●自分の両親
  • ・やっぱり自分を生み育ててくれた親の近くにいたい。(女性・40歳)
  • ・親が好きなので(女性・43歳)
  • ・今、独身なので両親が建てたお墓があります。 なので私に何かあったら誰が何を言わなくても自動的に入るようになると思います。※私の親がいれてくれると思います。 私も希望しています。(女性・47歳)
  • ●ペット
  • ・最近はペット可の所も増えているので、一緒に入りたいと思う(女性・44歳)
  • ●誰でもいい
  • ・死んだら何もわからないのでは?(女性・67歳)
  • ・死んだ後のことはどうでもいいけど、子孫の好きなようにしてほしい(女性・68歳)
  • ・合同墓になっている(女性・80歳)
  • ●誰とも一緒に入りたくない
  • ・気持ちが楽になるからです。(男性・46歳)
  • ●お墓には入りたくない
  • ・お墓の維持・管理のことで周りに迷惑をかけたくない。(女性・29歳)
  • ・みるひとがいないので(女性・39歳)
  • ・お墓は必要ない(女性・44歳)
  • ・子どもがいないのでお墓を守ってくれる人がいず、甥や姪に迷惑をかけたくないから。(女性・55歳)
  • ●分からない
  • ・死んだ後のことに興味がないので何でもいい(女性・28歳)
  • ・まだ先のことなのでわからない。(男性・31歳)
  • ・子どもに、お墓に関する負担をかけたくない(女性・54歳)
  • 9.あなたがお墓を建てるとしたら、何を重視しますか。すでに建てた人は何を重視しましたか(複数回答)

    • お墓の値段 22
    • お墓の耐久性 12
    • 石材の品質 7
    • お店のアフターサービス 10
    • お墓のデザイン(伝統的なデザイン) 2
    • お墓のデザイン(現代的なデザイン) 3
    • その他 12
  • 1位「お墓の値段」、2位「お墓の耐久性」、3位「お店のアフターサービス」となりました。特に「お墓の値段」を選んだ人は44%と高くなっています。また長い年月、屋外で風雨にさらされることから耐久性を重視する人も多いようです。
  • 10.あなたが墓地を探すとすれば、何を重視しますか。すでに墓地を決めた人は何を重視しましたか(複数回答)

    • 価格 18
    • お参りのしやすさ、立地 24
    • 宗派とのかかわり 3
    • 自宅からの距離 15
    • 墓地内の設備 1
    • 管理状況 11
    • その他 4
  • 「お参りのしやすさ、立地」を選んだ人が48%、「価格」が36%、「自宅からの距離」30%となりました。設備や管理状況よりもまずは、自宅からお参りしやすい点を重視する人が多いようです。一方、「広さ」を選んだ人は0でした。
  • 11.「遺骨をペンダントに入れて手元供養している」「大好きなバイクと一緒に葬ってくれと夫に頼まれた」「とてもお世話になった方なのに、家族のみの葬儀と言われ、割り切れない気持ち」など、あなたの周りのお葬式やお墓についてのエピソードや困惑したことをお書きください

  • ・お墓のお供え物を動物に食べられることもあるので、そこの対策などをどうにかしたいです。(男性・31歳)
  • ・夫の実家のお墓が田舎なので、ものすごく大きくて、管理が大変。(女性・28歳)
  • ・娘がまだ幼稚園に通っている頃に、学年主任の先生が亡くなって、出席したお葬式が1番心に残っています。信じられなくて悲しかったです。高校生になった先生の教え子さんも参列されていて、感動しました。(女性・33歳)
  • ・特にトラブルは今のところない(女性・35歳)
  • ・派手なお葬式などで苦労した夫の家では、自分たちの代は集まるとしても〇周忌までと区切りをつけようと話をしています。故人の事を思い出すいい機会ですが、それが負担になってはいけないということで私としてはホッとしています。(女性・36歳)
  • ・父の葬儀を家族葬で行ったところ、家族葬と言ったのに、町内会、知人、友人がみんな葬儀に来てしまい、部屋に入れず、廊下に椅子を並べ、待合室も急遽用意してもらい、葬儀場に迷惑をかけまくったこと。 悲しみに浸る暇もなかった。。(女性・41歳)
  • ・永代供養にしたいが抵抗が有るようで困って居ます。(女性・48歳)
  • ・最近、家族のみの葬儀や香典お断りの場合が増えていて、対応が難しい。(男性・49歳)
  • ・前夫の姑の葬式。家政婦の様に働きました。持病が出て、鎮痛剤を飲みながら…旦那の家族は不満げでしたが、親戚はいたく感謝されました。ひどい姑でしたが、自分の良心の為、子どもの為、働きました。(女性・54歳)
  • ・父の葬儀で、遠方から集まってくださった親戚に満足な昼食を提供できず、今でも後悔している。葬儀会館の方で手配してもらえなかったため、取り急ぎ持ち帰り弁当を買ってきて食べていただくという羽目に陥りました。(女性・54歳)
  • ・主人の姉が、離婚したが姓は戻さないまま。お墓はどうするのか気にかかるが、はっきり聞けない。姓が違うままうちの先祖代々に入るのか? 義両親は離婚に反対で、うちには戻さん!という事だと思うけど、どうするんだろう。もやもやする…。(女性・57歳)
  • ・子どもたちは遠い県に住んでいるので、墓を守ることは難しいと思います。(女性・61歳)
  • ・両親は付き合いが多くて、ずいぶん費用がかかった。支払額が大変で兄弟げんかになった。葬儀社の葬儀はずいぶんお金がかかるので、これからはよく考えて葬儀をしたいと思う。(女性・68歳)
  • ・参列者3名 読経無し 寂しい葬儀に参列した。(女性・80歳)
  • 12.お葬式や墓参りなどについて、あなたはどのような考えを持ちますか

  • ・節目のときにはお参りしたい。(女性・28歳)
  • ・もめないためにも遺言をしっかり残していてほしい。(女性・28歳)
  • ・コンパクトで、なるべく時間もお金もかからない方が良い。(女性・29歳)
  • ・まだわからない(男性・30歳)
  • ・お墓参りはしっかり行っておくのがマナーだと思います。(男性・31歳)
  • ・まだまだ自分のお葬式やお墓のことは考えられないけど、ちゃんと希望を残しておこうと思います。主人ともそんな話は全くしたことはないので、何となくでも話す必要があると思います。(女性・・33歳)
  • ・故人の事を思い、関わった人と思い出話をして送り出す儀式なので大切にしたい。 お葬式もお墓参りも故人の為ではなく、残された人たちのために行う事だと思っています。 だから自分たちは、会社や社会的付き合いだけではなく 本当に仲の良かった人や家族だけの家族葬にしたいと思っています 金銭的な負担は最小限にして、送り出す会にしたいと思います。(女性・36歳)
  • ・お墓参りはするけど、仏壇でいいんじゃないかと思う。(女性・41歳)
  • ・それをきっかけに身内が顔を合わせることがいいことだと思います。(女性・43歳)
  • ・親族の考えもあるが、あまり形式にこだわらなくていいと思う。(女性・44歳)
  • ・残された家族が負担にならない程度にしてもらえればいいと思います。お墓も管理など大変なので、とくに必要ないと思っています。(女性・44歳)
  • ・あまり深くは考えたくないテーマです。(男性・46歳)
  • ・実家に住んでいる時は・・・ 日頃は仏壇に毎日朝晩、お墓はお彼岸や月命日他のタイミング、1か月とかお墓キレイかな?と思ったタイミングでお参りしていました。 あまり形式にとらわれることなく・・・故人を思う気持ちが大切だと思っています。なのでお墓参りにはあまりこだわっていません(両親の田舎は毎日お墓参りします)。 お葬式は生前の本人(故人)の意向のまますると決めています。私もそうしてもらいたいです。(女性・47歳)
  • ・する必要が無い 生きている者のエゴだと思う。(女性・48歳)
  • ・先祖を供養することはいいことだと思う。最近は子どもがいやがる以前に、親が先にあきらめてしまうケースが多い気がする。もっと子どもと真剣に話をするべきではないだろうか。(男性・49歳)
  • ・自分のは、派手にしないで。墓参りは先祖に挨拶という意味で、子どもたちにも、折々に手を合わすものと。(女性・54歳)
  • ・私の代までで十分供養させていただき、子どもには負担をかけないようにしたい(女性・54歳)
  • ・ご先祖に手を合わせる気持ちは大切だが、実家や親戚がなくなり、遠方でアクセスの悪い場所では高齢になるほど、行くことも出来なくなるので仏壇に手を合わせるのでも良いのでは?(女性・55歳)
  • ・伝統を守りたい人は守ればよいし、守ることが難しい人はとらわれる必要はないと思う。(女性・55歳)
  • ・送る側が納得できればどんなものでもよいと思う。(女性・57歳)
  • ・死んだ後まで子孫に迷惑をかけたくないので、よく話し合っておきたいと思う。(女性・68歳)
  • ・残った家族のことを考えたいと思って、家族葬としたいし、子どもに負担をかけないようにしたいと考えて今の結論に達しました。 親、兄弟党にはもちろん了解済み、嫁ぎ先のご両親、そしてそのお寺さんにもお会いして決めています。(男性・69歳)
  • ・葬儀は見栄張るものではないが 心残りの無い様にしたい。(女性・80歳)
  • <調査概要>

    広島リビング新聞社ウェブサイト「リビングひろしま.com」調査
    ・回答 男女50人回答 ・内訳
    男性・14人(28%)
    女性・36人(72%)

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