健康基礎知識

【素朴な疑問シリーズ】Q.子どもが頭をぶつけてしまいました…。
◆「遊んでいる時にテーブルの角で頭をぶつけてしまった」「目を離した隙にベッドから落ちてしまった」など、子どもは様々な状況で頭をぶつけることがあります。子どもは体の割に頭が大きく、転んだ時に手が出なかったりするので、頭をぶつけてしまう機会が多いです。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.小児科は、何歳まで受診できるの?
●一般的には、15歳ぐらいまで。 ◆公式に決められた年齢制限はありません。施設によって異なると思いますが、当院では、初診は15歳(中学卒業)までとしています。 ◆理由としては、その頃には思春期に入り、二次性徴が進み、大人の身体つきになること、義務教育が終了し、社会に出るということが挙げられます。 ◆慢性の疾患で中学卒業後も治療が必要な場合、大人の科(多くは内科)への引き継ぎを考えていかないといけません。中学生のうちに保護者や本人と今後の方針について一度は話し合うようにしています。 ◆小児科での継続希望が強い場合や近隣に紹介できる科がない場合は、引き続き小児科で診ていくこともあります。 ◆「これまで一緒に頑張ってきたので」と小児科継続を希望していただけるのはとてもうれしいことではありますが、小児科が関わっていない新たな病気にかかった場合にどの科が診るのか、慣れない成人を診ていくにあたって他科と同レベルの診療が続けられるのかといった問題があります。 ◆継続した場合もいずれはどこかで紹介しなければいけないと考えています。診療の質を落とすことがないように小児から大人への移行ができるよう、他科との連携を上手に行っていきたいと思っています。
【素朴な疑問シリーズ】Q.ワクチンって、本当に必要ですか?
小児科の日常診療を行っていると、このような質問を受けることがよくあります。 この質問に対して、私は声を大にしてお答えいたします。 「ワクチンは必要です!!」と。  
【こんな時どうする?シリーズ】Q.子どもがよく鼻血を出すのですが…。
◆子どもが「鼻血」を出すのは決して珍しいことではありませんが、あまりに回数が多かったり、なかなか血が止まらなかったりすると、何か恐ろしい病気なのではと不安になってしまうこともあるかと思います。 ●子どもの「鼻血」の原因は? ◆子どもの「鼻血」の原因で最も多いのは、“鼻をいじること”です。◆「アレルギー性鼻炎」や鼻の入り口の湿疹などで鼻がムズムズしたりかゆかったりすると、つい鼻をいじってしまいます。◆「うちの子は鼻をいじっていない」と思われるかもしれませんが、親の見ていない所で鼻をいじっていたり、無意識にいじっていて本人も気が付いていないこともあります。
【こんな時どうする?シリーズ】Q.子どものあせもがひどいんです…。
●「あせも」とは? ◆「あせも」は、医学用語では「汗疹(かんしん)」と呼ばれます。病名のとおり、汗が関与している皮膚疾患です。 ◆体内に熱がこもると汗が分泌されます。汗は、皮膚の奥にある汗腺で作られ、細い管を通って皮膚の表面に分泌され、汗が蒸発することにより体温が下がります。 ◆このように汗をかくこと自体は、カラダにとって重要な反応です。 ◆ただ、大量に汗をかいたままにしておくと、汗を出す管がつまってしまい、汗が皮膚の中にたまって炎症を起こして、1~3mmくらいの小さな水ぶくれやブツブツができてしまいます。この状態が「あせも」です。  
【素朴な疑問シリーズ】Q.子どもにとって理想の睡眠時間は?
◆小学生に必要な睡眠時間は9~11時間。夜8時頃に寝て朝6時頃に起きるのが理想です。◆しかし、睡眠時間の足りない子どもが多くいるといわれています。◆睡眠不足が続くと、「集中力が維持できない」「情緒不安定になりやすい」「身長・体重が増えにくくなる」「風邪をひきやすくなる」「生活習慣病につながる恐れがある」など、様々な心配事が生じます。また、成長期の脳の発達にも悪い影響を及ぼす可能性があります。◆お子さんの心身の健やかな成長のために、早寝&早起きを心がけましょう。
カラダの変化 子どものココロが変わる時(前編)
 小学校3~4年生頃を境に子どもだった体は徐々に大人の体に変化し始めます。思春期本番に向けて、子どもたちは自分の体の変化への戸惑いながら大人の体と心に成長していくのです。  今回は小学生期の子どもに見られる体と心の変化について広島県臨床心理士会副会長で臨床心理士の岡田幸彦先生にお話を伺いました。2月は前編として友達関係の重要性について、次回3月の後編では思春期の親子関係についてお伝えします。
子どものスマホ・ゲーム依存症と学習への影響について
 最近では、中学・高校生はもちろん小学生に至るまで、スマートフォン(以下、スマホと略)を持たせる家庭が急速に増えています。しかし、「食事中や勉強中までスマホを手放さない。注意すると怒りだして、どう接したらいいか分からない」等の悩みも増えているようです。そこで、今回は、スマホ・ゲーム依存症の相談、診察を行っている倉田健一先生(こころの健康クリニック可部)にお話を伺いました。

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