知って役立つわんぱくミニ情報

冬休みを有意義に!高学年親子の「時間管理」で自立心を育てる


冬休みは、勉強・遊び・ゲーム…やりたいことが一気に増え、生活リズムが乱れやすい時期。特に高学年になると、親が管理しすぎても反発が強まり、かといって放任すると生活サイクルが大きく崩れがちです。そこでおすすめなのが、「時間管理を親子の共同プロジェクト」にする方法。ゲーム感覚で取り組める仕組みを取り入れることで、子どもが自分で考えて予定を組む力を自然と身につけられます。

まずは「やりたいこと」「やるべきこと」を一緒に棚卸し


親が一方的に決めるより、最初に親子で「冬休みにやりたいこと」を出し合うのがポイントです。
・「宿題を計画的に終わらせたい」
・「友だちと遊びたい」
・「ゲームの時間もほしい」
・「料理を手伝ってみたい」
・「冬休み中に1冊本を読みたい」

学校の宿題や家庭で決めてほしい習慣に加え、子ども自身の希望をしっかり入れることで、スケジュール作りへの参加意欲が高まります。親子で計画を可視化する共同作業は、その第一歩になります。

スケジュール表をゲーム化して続けやすくする


時間を区切って「勉強」「遊び」と決めるだけだと、子どもは管理されている感覚が強くなりがち。そこで、ポイント制を取り入れたゲーム化スケジュールが効果的です。
例えば、冬休み中の行動をいくつかのカテゴリーに分けて、クリアするとポイントが入る仕組みにします。

●勉強・宿題:国語、算数、漢字練習など → 1ポイント
●読書・学び:好きな本や新聞、図鑑 → 1ポイント
●運動・外遊び:散歩、縄跳び、公園遊び → 0.5〜1ポイント
●手伝い:料理の手伝い、掃除、洗濯たたみ → 0.5ポイント
●自由時間:ゲーム・動画など → 0ポイント(時間設定のみ)

「1日に3ポイント貯めたらOK」「1週間で20ポイント達成したらご褒美」など、親子で目標を決めます。

ポイントがあると、やらされる感が自分で選ぶ、またはクリアすることへ意識が変わり、達成感と自主性が育ちやすくなります。

1日の流れは「3つの基軸」でシンプルに整える


高学年になると、細かい管理より「基軸を決めて任せる」ほうがうまくいきます。おすすめは以下の3つです。

① 起きる時間と寝る時間だけは固定する
② ゲームや動画は「1日◯分」の上限だけ決める
③ 宿題・運動・手伝いは、どれか1つは毎日やる

これだけで生活は大きく乱れにくくなります。文部科学省でも、子どもの健康的な生活には「起床・就寝のリズム」「適度な運動」「メディア利用ルール」の重要性が強調されています。細かい時間割を作るより、「習慣の柱」を立てることが継続のコツです。

振り返りタイムで「できた!」を積み重ねる


時間管理は、結果より、積み重ねるプロセスが大切。1日の終わりや週末に、短い時間で振り返りを。

・今日のポイント、何ができた?
・明日はどこを変えたい?
・頑張ったことを親子で1つずつ言い合う

この小さな振り返りが、自己肯定感につながります。
また、子どもが決めた計画がうまくいかなかったときも、「叱る」より「調整する」を優先。「どうすれば続けられそう?」と対話することで、自分で考えて修正する力が育ちます。

  • わんぱく大作戦 公式LINE@

わんぱく大作戦プロジェクト2025 協賛

  • 学校法人鶴学園バナー
  • 広島ガスバナー
  • サニクリーン中国バナー
  • 味の素株式会社バナー
  • もみじ銀行バナー
  • 良和ハウスバナー
  • 大田鋼管バナー
  • TSSテレビ新広島
■主催

わんぱく大作戦プロジェクト2025

■後援

広島県

広島市

広島県教育委員会

広島市教育委員会

広島県医師会

広島県歯科医師会

広島県薬剤師会

広島県看護協会

(一社)広島県子ども会連合会

広島市子ども会連合会

広島県PTA連合会

広島市PTA協議会

中国新聞社

【お問い合わせ】

わんぱく大作戦事務局
TEL:082-255-0331(平日9:30~17:30)FAX:082-255-0099

Webでのお問い合わせ

ページトップへ