健康基礎知識

【素朴な疑問シリーズ】親子で始める朝の体温チェック習慣


朝、子どもを起こすときに「なんだか元気がない?」と感じたことはありませんか。そんな日は、体温を測ってみると平熱より低めだったり高めだったりすることがあります。朝の体温には体のリズムや健康状態が表れるため、毎日のチェックが小さなサインを見つける手がかりになります。特に季節の変わり目は体調を崩しやすい時期。親子で楽しく体温チェックを習慣化し、日々の健康を維持しましょう。

朝の体温は健康の目安


体温は一日の中で変化し、朝は最も低く、日中に上がり夜に向けて少し下がります。このリズムは体内時計に従っており、規則正しい生活を送ることで安定します。朝の体温が平熱より低い日が続く場合は、軽い風邪や疲れのサインかもしれません。逆に高めの日が続く場合も、体のバランスが崩れている可能性があります。親が毎朝体温をチェックすることで、子どもの小さな体調の変化に気づきやすくなります。

睡眠と自律神経を意識する


体温の上がり方には、睡眠の質や自律神経の働きが関係します。就寝中に体温は下がり、起床に向かってゆっくり上昇します。このリズムが整っていると、朝の目覚めがすっきりし、学習や活動にも良い影響が出ます。逆に寝不足や夜更かしが続くと朝の体温が上がりにくく、だるさや集中力の低下の原因となります。これを解消するには、朝日を浴びたり軽く体を動かすことが効果的。体内時計がリセットされ、体温が上がりやすくなります。

朝の体温チェックを楽しむ工夫


体温チェックはとても簡単。起床直後、布団の中で体温計を使い、記録するだけです。スマートフォンのアプリを使えば、少し手間も省けるでしょう。記録をつけることで体温の傾向がわかり、体調の変化を見逃さずにすみます。例えば、体温が平熱より低い日が続いたら、朝食を温かいものにしたり、服装を工夫したりすることで、体を目覚めさせることができます。体温が1度下がると、免疫力が約30%低下するといわれているので、注意して観察しましょう。

記録を親子で楽しむ方法として、グラフを作るのがおすすめです。体温を線グラフにして、日々の変化を「見える化」することで、子どもも自分の体調の変化に関心を持ちやすくなります。体温の数値だけでなく、体の調子や気分も一緒に書き込むと、生活習慣を振り返るきっかけになります。

親子で習慣化するポイント


朝の体温チェックを習慣にするには、毎日同じタイミングで行うことが大切です。布団の中で測る、起きてすぐに測るなど、時間を決めることで習慣化しやすくなります。測った後は、子どもと一緒に「今日は元気かな?」と話す時間にするのも良いでしょう。体温の変化を観察しながら、親子で小さな健康ルールを作ることで、体調管理が楽しく続けられます。

また、朝の体温チェックは、学習や学校生活の集中力にも関係します。体温が安定すると、自律神経も整いやすく、日中の活動や勉強に向かいやすくなるからです。小学生の高学年になると、自分でも体温を測って記録する習慣をつけることができますよね。親子で取り組み、体の声を聞く力や自己管理力を育んでいきませんか?

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