2024年1月17日(水)
【素朴な疑問シリーズ】Q.ランニングのし過ぎで、膝が痛いようです。
●「膝の使い過ぎ症候群」と呼ばれています。
ランニングやジャンプを長時間繰り返し行うことによって膝に痛みが生じてきます。靭帯や腱が骨につくところでは、筋肉のはたらきによるストレスが集中しやすく、組織の小さな損傷が生じます(①②③)。また、靭帯が骨のすぐ上を通るところでは、膝の曲げ伸ばしによって靭帯と骨の摩擦が生じて炎症の原因になります(④)。
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![](/themes/wanpaku2023@tss/img/partition2023.png)
●間違った靴選びが原因の場合もあります。
発生要因は、「オーバートレーニング」「体力や技術に合わない練習」「不適切な靴」「硬すぎたり軟らかすぎる練習場」「筋力不足」「筋力のアンバランス」「骨の成長と筋の伸びとのアンバランス」「からだの柔軟性不足」「アライメント不良(過度のO脚やX脚など)」など様々です。
発生要因は、「オーバートレーニング」「体力や技術に合わない練習」「不適切な靴」「硬すぎたり軟らかすぎる練習場」「筋力不足」「筋力のアンバランス」「骨の成長と筋の伸びとのアンバランス」「からだの柔軟性不足」「アライメント不良(過度のO脚やX脚など)」など様々です。
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●ストレッチやアイシングで、
悪化させないことが大切です。
スポーツの前にはストレッチを十分に行い、スポーツの後にはアイシングを15分ほど行います。貼り薬や塗り薬も効果があることが多いです。発症しても軽症あるいは中等症であればスポーツは続けられるので、適切なコンディショニングによって、それ以上に悪化させないことが大切です。
悪化させないことが大切です。
スポーツの前にはストレッチを十分に行い、スポーツの後にはアイシングを15分ほど行います。貼り薬や塗り薬も効果があることが多いです。発症しても軽症あるいは中等症であればスポーツは続けられるので、適切なコンディショニングによって、それ以上に悪化させないことが大切です。
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◎一般社団法人 日本スポーツ整形外科学会(https://jsoa.or.jp/)「スポーツ損傷シリーズ 膝の慢性障害」(https://jsoa.or.jp/content/images/2023/05/s10.pdf)を加工して作成。