【SNS型詐欺の罠】生成AIが演じる『詐欺師』とLINEでやりとり 広島・江田島市で疑似体験イベント

10/15(木) 18:30

江田島市の商業施設で行われたのは、犯行の手口を「疑似体験」するイベントです。

【辰巳麗キャスター】
「暗号資産が熱いですね。興味はありますかと連絡が来ています。実際にやりとりしてみましょう」

通信アプリ・ライン上で、生成AIを使った仮想の犯人とメッセージのやりとりができるイベント。
県内でも被害が相次ぐ、SNS型投資詐欺やロマンス詐欺などの手口を体験することができます。

【辰巳キャスター】
「月利20%を目指す方法と連絡が来ましたが、これは不安ですよね。少額で初めて実績を見てみてくださいと来ました。このようにハードルを低くして言葉巧みに操ってくるんですね」

犯行の手口を知ることで被害を防いでもらおうと開かれたこのイベント。
しかし、体験した人の中には…。

【体験した人】
「70万騙されました」

女性が体験したのは、SNS型ロマンス詐欺やりとりを続けるうちに、相手からカフェの開店資金として70万円を振り込むように指示されてしまいました。

県警によりますと、実際の特殊詐欺の犯人とのメッセージのやりとりでもラインが使われるケースが9割以上だということです。

【体験した人】
「どうすれば防げそうだった?」
「いやー、それが分かったら騙されないと思うんですけど」
「こういうイベントで疑う場所があるっていうのが分かるのがいいと思います」

【体験した人】
「ご自宅で一人だったらどうですか?」
「そうですよね。でも電話じゃなくてラインだったら落ち着いて考えられるかなって気はします」

イベントが開催された江田島市内でも特殊詐欺の被害が相次いでいて、今年に入り、3300万円の被害が出ているということです。

【江田島警察署 佐藤賢 署長】
「世代を問わず特殊詐欺の被害が広がっています。大切な財産を失わないためにも特殊詐欺に遭わないという気持ちをしっかり作っていただきたい」