【全文】広島県警 捜査本部の会見 三原市死体遺棄事件の容疑者逮捕 「引き続き事件の全容解明に全力」

6/29(月) 14:15

今年4月、三原市にある会社の敷地内で地中に埋められた男性の遺体が見つかった事件で、警察は強盗殺人の疑いで29歳の男を逮捕。広島県警の捜査本部は29日午後1時30分から東広島警察署で会見を行いました。

【岡崎玲史 刑事部長】
当捜査本部は令和8年4月29日、三原市沼田2丁目において、土中から徳田正樹の死体を発見した事件につき、本日被疑者を強盗殺人罪で通常逮捕しました。内容に入る前に、事件認知から本日まで2カ月もの間、不安を抱えながらも、警察の捜査等各種活動にご協力いただきました地域の皆様に心から御礼を申し上げます。

ここから着席にて読み上げをさせていただきます。
被疑者につきましては、住所広島市南区仁保1丁目、職業無職、氏名、倉本幹太29歳男性であります。

逮捕事実の概要でありますが、被疑者は令和8年2月16日発生の川本健一さん被害の殺人事件等の共犯関係にある徳田正樹当時29歳が警察の捜査線上に浮上したことを知るや、同人を殺害し、口を封じることで自身の事件への関与の発覚を免れようと考えた上、同人を殺害することで同人に対する債務700万円の支払いを免れようと考え、令和8年3月9日午前11時15分頃から同日午後7時25分頃までの間に、三原市沼田二丁目の会社敷地内において、殺意を持って同所に掘られた穴の中に同人を土砂で埋めるなどし、よってその頃同所において同人を窒息により死亡させて殺害し、持って現金700万円の返済を免れて同額の財産上不法な利益を得たものであります。

県警察におきましては、今後、本件の全容解明に向けて引き続き捜査を進めてまいります。私からは以上です。

【河崎博文 三原警察署長】
このまま着座でご挨拶をさせていただきます。
ただ今、捜査本部長から被疑者逮捕の説明がございましたが、所轄の警察署長として一言申し上げます。

この事件は、本年2月16日に東広島市黒瀬春日野において発生した殺人、殺人未遂、現住建造物等放火事件の捜査を進めていく過程において、4月29日、捜索先である三原市沼田2丁目の会社敷地内において、土の中に埋められた被害者の死体を発見したという事件になります。

被害者は3月9日、行方不明になっていた人物で、三原警察署では翌10日、親族からの届け出を受け、行方不明者として手配登録をするとともに、立ち回り見込み先等の捜索を行っておりました。その一方で、被害者は東広島市で発生した殺人等事件の容疑者として捜査線上に浮かんだ人物でもありました。

警察は生きている本人を、本人の発見を目指して捜索を行っていたわけでありますが、このような形での発見となり、非常に残念に思っている次第です。被害者の死体を発見後、三原警察署は東広島警察署に設置されていた捜査本部に参入し、合同捜査本部として刑事部捜査第一課、東広島警察署とともに捜査を展開し、本日被疑者を逮捕するに至りました。

三原市にお住まいの方々をはじめ、多くの県民の皆様に、事件の認知から本日までの間、大変なご心配をおかけしたものと存じます。これまで捜査にご協力をいただいた多くの方々、そして登下校時における。子供の見守り活動等を展開していただきました各種団体、学校関係者の皆様、ボランティアの皆様方に対しまして、この場をお借りして心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

【関藤仁司 東広島警察署長】
東広島警察署長からコメントをさせていただきます。
先ほど三原警察署長からもありましたとおり繰り返しになりますけれども、東広島市三原市及びその周辺にお住まいの皆様方には、本事件認知以降、大変なご心配をおかけしたことと存じます。

捜査にご協力いただきました多くの皆様、それから子どもたちの見守り、地域の防犯パトロールなどにご協力をいただきました関係機関、団体、地域住民の皆様、ボランティアの皆様などに厚くお礼を申し上げます。ありがとうございます。

本合同捜査本部は、本日発表いたしました事件の全容解明に向け、全力で捜査を推進してまいります。そして、両者とも所員一丸となって、安全安心な地域づくりにこれからも挑んでいく所存でございます。今後とも、警察活動への深いご理解とご協力をお願い申し上げます。