放影研 被爆2世への遺伝的調査「トリオゲノム研究」順調に進む 評議員会で報告 広島

6/18(木) 17:59

放影研=放射線影響研究所の最高意思決定機関である評議員会が開かれ、遺伝子レベルで被爆2世への影響を調べる「トリオゲノム研究」について順調に進んでいることなどが報告されました。

【放射線影響研究所・神谷研二理事長】
「評議会からは非常に順調に進んでいると高い評価をいただきました。引き続き着実に進めていきたい」

長崎で開催された評議員会のあと、18日午後、記者会見が行われ、放射線の被爆2世への遺伝的影響を調べる「トリオゲノム研究」が順調な進捗だと報告されました。

5年間で580組の家族およそ1200人を対象とするこの研究は、現在90人分のデータを解析中だということです。

一方、去年3月に着工した広島大学霞キャンパスへの移転は、猛暑の影響などで工事の作業が遅れていて、予定より1か月遅い来年2月にずれこむ見込みです。

完成後は、「RRC=研究資源センター」の設立も検討されていて、これまで集められた被爆者の疫学データや臨床データなど貴重な研究資源を一元化する動きが進められているということです。