『生成AI』企業の導入、現状と課題は?「3年間で急激に変化していく」専門家の意見も交え徹底分析!
4/28(火) 19:30
利用者が急増する生成AI。
その一方で、企業などへの導入は、「諸外国に比べ遅れている」という指摘もあります。
なぜ日本では活用が進まないのか、AI導入の現状や問題点を取材しました。
その一方で、企業などへの導入は、「諸外国に比べ遅れている」という指摘もあります。
なぜ日本では活用が進まないのか、AI導入の現状や問題点を取材しました。
いまや「生成AI」という言葉が当たり前のように使われる時代。
生成AIは、大量のデータから、パターンや特徴を学習し、ユーザーの指示に応じて、文章や動画などを作り出す技術です。
総務省が2024年度に行ったアンケート調査によると、国内で生成AIを「使用したことがある」と回答した人は26.7%で、前の年度の9.1%から大きく増加しました。
一方、海外に目を向けるとアメリカでの利用者は5割未満から7割近くに増加。
中国では8割を超えています。
【街の人は…】
Q:日常的にAIを使ってますか?
A:使ってます。
Q:どんなことに使う?
A:仕事の補助的な面で使っています
【街の人は…】
Q:日常的にAIを使ってますか?
A:結構使っています。自分の知識がなくても(AIが)やってくれるので、自分にない知識を補ってくれる所が一番いいと思う。
【街の人は…】
Q:日常的にAIを使ってますか?
A:あんまり使わないです。
Q:必要ない?
A:私はあんまり必要ないと感じています。
生成AIは、大量のデータから、パターンや特徴を学習し、ユーザーの指示に応じて、文章や動画などを作り出す技術です。
総務省が2024年度に行ったアンケート調査によると、国内で生成AIを「使用したことがある」と回答した人は26.7%で、前の年度の9.1%から大きく増加しました。
一方、海外に目を向けるとアメリカでの利用者は5割未満から7割近くに増加。
中国では8割を超えています。
【街の人は…】
Q:日常的にAIを使ってますか?
A:使ってます。
Q:どんなことに使う?
A:仕事の補助的な面で使っています
【街の人は…】
Q:日常的にAIを使ってますか?
A:結構使っています。自分の知識がなくても(AIが)やってくれるので、自分にない知識を補ってくれる所が一番いいと思う。
【街の人は…】
Q:日常的にAIを使ってますか?
A:あんまり使わないです。
Q:必要ない?
A:私はあんまり必要ないと感じています。
【街の人は…】
Q:どんなことに使う?
A:仕事でエクセルとかマクロを組むとかプログラミングで、自分がやりたい事をAIに流して作ってもらう事はよくやっています。メールの文章を作ったり資料作成にも使っています。
Q:便利ですか?
A:便利ですね。
総務省によると、生成AIの活用を「積極的」または「領域を限定して」活用したいと回答した企業は全体の5割にとどまり、8割以上のアメリカや9割を越える中国に比べて、低い水準です。
Q:どんなことに使う?
A:仕事でエクセルとかマクロを組むとかプログラミングで、自分がやりたい事をAIに流して作ってもらう事はよくやっています。メールの文章を作ったり資料作成にも使っています。
Q:便利ですか?
A:便利ですね。
総務省によると、生成AIの活用を「積極的」または「領域を限定して」活用したいと回答した企業は全体の5割にとどまり、8割以上のアメリカや9割を越える中国に比べて、低い水準です。
この差は、なぜ生まれるのでしょうか?AIシステム導入のコンサルティングを行う専門家は…
【AION 細貝拓磨 社長】
「諸外国で導入率の高い国を見ると、経営層のAIの使い込み具合が半端ない。自分が使っているから従業員が使ってないと『なんで?』となる。経営陣からAIを使えという指示が出やすい」
日本でAIに踏み切れない理由として最も多かったのは、「効果的な活用方法が分からない」という回答で、全体の3割を占めています。
これは、海外の1割程度に比べて多く、大きな課題となっています。
【AION 細貝拓磨 社長】
「ITやAIに詳しい人、(導入を)社内で推進できる人が(社内に)いない状況がほとんど。そもそもどのモデルがいいのか自分たちの業務に何が合っているのか、経営判断ができないので(導入できないまま)ずっとズルズルいってしまう」
【AION 細貝拓磨 社長】
「諸外国で導入率の高い国を見ると、経営層のAIの使い込み具合が半端ない。自分が使っているから従業員が使ってないと『なんで?』となる。経営陣からAIを使えという指示が出やすい」
日本でAIに踏み切れない理由として最も多かったのは、「効果的な活用方法が分からない」という回答で、全体の3割を占めています。
これは、海外の1割程度に比べて多く、大きな課題となっています。
【AION 細貝拓磨 社長】
「ITやAIに詳しい人、(導入を)社内で推進できる人が(社内に)いない状況がほとんど。そもそもどのモデルがいいのか自分たちの業務に何が合っているのか、経営判断ができないので(導入できないまま)ずっとズルズルいってしまう」
広島市内に支店を置くこの会社は、オフィス向けにウォーターサーバーやコーヒーなどの、レンタルサービスを手掛けていて、1年ほど前から業務にAIを導入しました。
【ダイオーズジャパン 花岡学人 マネージャー】
「一番はカスタマーセンター。お客から注文だったり、問い合わせの内容を今までは人が対応していましたが、そちらをAIの自動音声でどういった問い合わせ内容かを判別して、担当者にメールが来るような自動化を取り組んでいます」
【ダイオーズジャパン 花岡学人 マネージャー】
「一番はカスタマーセンター。お客から注文だったり、問い合わせの内容を今までは人が対応していましたが、そちらをAIの自動音声でどういった問い合わせ内容かを判別して、担当者にメールが来るような自動化を取り組んでいます」
AIの導入により業務の効率化や省人化に成功。
一方で、専門家は企業としての次のステップが重要だと指摘します。
【AION 細貝拓磨 社長】
「業務を効率化した所で仕事はなくなったけど人はいる状態が残ってしまって、そのまま経営数字に跳ね返って来ない。従業員の仕事がなくなって(業務は)楽になったけど経営が良くなったわけではないという事になりがち」
AIに期待する効果については、国内の企業では、「業務の効率化」や「人員不足の解消」が最も多いのに対し、海外では「ビジネスの拡大」や「新たな顧客の確保」さらに、「新たなイノベーション」を挙げる企業が多く、役割に違いがみられます。
【AION 細貝拓磨 社長】
「今、AIが代替しようとしている所は、今まで人間が面倒くさいと思っていた所ややりたくないと思っていた所だと思うので、そこをAIがやってくれる。人間は新しく自分のやりたいことをどうしようかという、そういう事を再定義しなければいけない」
この会社でも次のステップに向けた取り組みが始まっています。
【ダイオーズジャパン 花岡学人 マネージャー】
「分析はAIにやってもらって、そのあとにどのようにより良くしていくかという仕事は増えるので、この仕事がなくなるから全ての仕事がなくなるわけではないと思っています。自動化できる所は自動化していく。人が必要な所は人を投入していく事をやって、生産性が一番高いリソースが組めればと思います」
一方で、専門家は企業としての次のステップが重要だと指摘します。
【AION 細貝拓磨 社長】
「業務を効率化した所で仕事はなくなったけど人はいる状態が残ってしまって、そのまま経営数字に跳ね返って来ない。従業員の仕事がなくなって(業務は)楽になったけど経営が良くなったわけではないという事になりがち」
AIに期待する効果については、国内の企業では、「業務の効率化」や「人員不足の解消」が最も多いのに対し、海外では「ビジネスの拡大」や「新たな顧客の確保」さらに、「新たなイノベーション」を挙げる企業が多く、役割に違いがみられます。
【AION 細貝拓磨 社長】
「今、AIが代替しようとしている所は、今まで人間が面倒くさいと思っていた所ややりたくないと思っていた所だと思うので、そこをAIがやってくれる。人間は新しく自分のやりたいことをどうしようかという、そういう事を再定義しなければいけない」
この会社でも次のステップに向けた取り組みが始まっています。
【ダイオーズジャパン 花岡学人 マネージャー】
「分析はAIにやってもらって、そのあとにどのようにより良くしていくかという仕事は増えるので、この仕事がなくなるから全ての仕事がなくなるわけではないと思っています。自動化できる所は自動化していく。人が必要な所は人を投入していく事をやって、生産性が一番高いリソースが組めればと思います」
一方、AIの導入で仕事を失うことへの危機感を抱く人もー
【街の人は…】
「自分がいざという時に(仕事を)奪われる感は薄々感じています」
【街の人は…】
「仕事によるとは言うんですが、音楽や画像も(AIが)作ってくれる時代になっているので、近いうち2・3年後くらいにはほとんど仕事を取られてしまうと思っています」
【街の人は…】
「仕事はなくなっていくものは非常に多いと思うが、AIの勉強をしながらAIに使われる側ではなくてAIを使う側の立ち位置で今後、仕事が出来たらと思う」
細貝社長は、AIを導入する際の注意点についてこう指摘します。
【AION 細貝拓磨 社長】
「最近のAIの力は思っているよりもすごいので、『本当にこの仕事がなくなった』。導入した初日にその日の昼頃に導入して夕方には『この仕事がなくなった』という事は平気で起こります」
このような現実に人や企業がどのように対応していくのかという問題です。
【AION 細貝拓磨 社長】
「それを急にやるとアレルギー反応が出たりする事が考えられるので、特に大きな組織とか『この仕事がなくなったらどうする』『この人材を次はどのように動いてもらうか』といった所は、半年先、1年先を読みながらやっていく必要がある」
デジタル社会を支える基盤として、急速に進化を続けるAI。
AIが広がる未来の社会は、どのような姿になるのでしょうか。
【AION 細貝拓磨 社長】
「2028年頃にはAIとデータがかなりつながってきて、今やっている仕事の3割から4割くらいが指示を出しただけで終わるとか、気づいたらスケジューリングでAIが勝手にやって終わっている状態になると思います。そういう時代に差し掛かっていると思うので、これをネガティブに捉えず、全員何か新しいことが出来るのではないかとか、今まではこれをやっていたけどやらずに済むなら自分はどう生きていこうかなど、2030年あたりには全員が考えなければいけない問題になると思っています」
【街の人は…】
「自分がいざという時に(仕事を)奪われる感は薄々感じています」
【街の人は…】
「仕事によるとは言うんですが、音楽や画像も(AIが)作ってくれる時代になっているので、近いうち2・3年後くらいにはほとんど仕事を取られてしまうと思っています」
【街の人は…】
「仕事はなくなっていくものは非常に多いと思うが、AIの勉強をしながらAIに使われる側ではなくてAIを使う側の立ち位置で今後、仕事が出来たらと思う」
細貝社長は、AIを導入する際の注意点についてこう指摘します。
【AION 細貝拓磨 社長】
「最近のAIの力は思っているよりもすごいので、『本当にこの仕事がなくなった』。導入した初日にその日の昼頃に導入して夕方には『この仕事がなくなった』という事は平気で起こります」
このような現実に人や企業がどのように対応していくのかという問題です。
【AION 細貝拓磨 社長】
「それを急にやるとアレルギー反応が出たりする事が考えられるので、特に大きな組織とか『この仕事がなくなったらどうする』『この人材を次はどのように動いてもらうか』といった所は、半年先、1年先を読みながらやっていく必要がある」
デジタル社会を支える基盤として、急速に進化を続けるAI。
AIが広がる未来の社会は、どのような姿になるのでしょうか。
【AION 細貝拓磨 社長】
「2028年頃にはAIとデータがかなりつながってきて、今やっている仕事の3割から4割くらいが指示を出しただけで終わるとか、気づいたらスケジューリングでAIが勝手にやって終わっている状態になると思います。そういう時代に差し掛かっていると思うので、これをネガティブに捉えず、全員何か新しいことが出来るのではないかとか、今まではこれをやっていたけどやらずに済むなら自分はどう生きていこうかなど、2030年あたりには全員が考えなければいけない問題になると思っています」
■■■ スタジオ解説 ■■■
【加藤雅也アナウンサー】
さあ、この進化が続くAIですけれども、専門家このようにも話しています。
『この流れは止めることはできないだろう』と。
今後 年間で急激に変化していくのではないかということです。
さあ、この進化が続くAIですけれども、専門家このようにも話しています。
『この流れは止めることはできないだろう』と。
今後 年間で急激に変化していくのではないかということです。
【加藤雅也アナウンサー】
そしてもう一つ。
AIに仕事を奪われるのではないかという、この問題、危機意識というところですが、雇用を守ることも企業の仕事ですので、どこで活躍できるのか道筋をつけていく、こういったところも企業の仕事だというふうに話していました。
そしてもう一つ。
AIに仕事を奪われるのではないかという、この問題、危機意識というところですが、雇用を守ることも企業の仕事ですので、どこで活躍できるのか道筋をつけていく、こういったところも企業の仕事だというふうに話していました。
【加藤雅也アナウンサー】
石野さん、人とAIの関係性というのはまさにご専門ですけれども、どのようにお考えでしょうか。
【コメンテーター 石野亜耶さん(広島経済大学准教授 AIが専門)】
人とAIの関係性を示すある単語があります。この単語ですね。
『ギュられる!?』。
これは AI の急速な進化、シンギュラリティによって人間の仕事が奪われるという状態を指している用語になります。ここまでギュられるまではいかなくても、新しい関係性っていうのがこの2、3年でデザインされてくるんじゃないかなとは思うんですけれども、 AI で得意なこともできてきてますので、その AI を人間が使う立場というのを目指していくっていうのが重要じゃないかなと思います。
【加藤雅也アナウンサー】
そうですね。 一体誰のための AI なのか、そしてこの効率化の果てに何があるのかというところも含めて、 AI に使われるのではない人間らしさというのがますます重要になってきそうです。
石野さん、人とAIの関係性というのはまさにご専門ですけれども、どのようにお考えでしょうか。
【コメンテーター 石野亜耶さん(広島経済大学准教授 AIが専門)】
人とAIの関係性を示すある単語があります。この単語ですね。
『ギュられる!?』。
これは AI の急速な進化、シンギュラリティによって人間の仕事が奪われるという状態を指している用語になります。ここまでギュられるまではいかなくても、新しい関係性っていうのがこの2、3年でデザインされてくるんじゃないかなとは思うんですけれども、 AI で得意なこともできてきてますので、その AI を人間が使う立場というのを目指していくっていうのが重要じゃないかなと思います。
【加藤雅也アナウンサー】
そうですね。 一体誰のための AI なのか、そしてこの効率化の果てに何があるのかというところも含めて、 AI に使われるのではない人間らしさというのがますます重要になってきそうです。
