「ひろしま神楽」特別講演 『伝統芸能支える』プロジェクト 大手ビールメーカーが支援 広島・北広島町

4/13(月) 17:58

北広島町で開かれた伝統芸能「ひろしま神楽」の特別公演。
運営資金不足などの課題を抱えるなか、今回の公演はあるプロジェクトの支援で実現しました。

11日、北広島町の施設には長蛇の列が。
来場者のお目当ては…。
北広島町など県北地域で受け継がれてきた伝統芸能のひとつ「ひろしま神楽」です。
北広島町は今年2月海外交流事業の一環としてウズベキスタンで神楽を上演。
現地で高い評価を受けたことから地元の人たちにも見てもらうため今回、凱旋公演を行い、およそ500人の観客を魅了しました。

【訪れた人】
「鬼が出ていたところがめっちゃ楽しかった」
「島根から来ました。もうすごく、久しぶりに感動しました」

一方で、今回の公演を実現するためには、あるプロジェクトの支えがあったといいます。

【北広島町商工観光課 大本賢一郎 課長】
「『晴れ風ACTION』というプロジェクトに応募させてもらって、桜の時期に神楽公演をするということで、プロジェクトの趣旨に賛同してもらって、ご支援をいただいた」

大手ビールメーカーのキリンビールは、日本の風物詩を守るためにビール「晴れ風」の売り上げの一部を全国の自治体に寄付する活動を行っています。

350ミリ缶では1本あたり0.5円、飲食店などで提供される瓶ビールでは1本につき0.8円が、桜の保全活動や伝統芸能の保護などに活用されます。
担い手の減少や資金不足が課題となる「ひろしま神楽」にとって、このプロジェクトは大きな励みになるといいます。

【北広島町神楽団 舛見龍太さん】
「こういったご支援をいただくことで、僕たちも舞台で神楽を披露することができて、それがきっかけで北広島町の神楽が発展・継承されていくものだと思うので、感謝しかない」

地域の宝ともいえる神楽をどう未来へつないでいくのか…。
北広島町は今後もこうした寄付を活用しながら神楽の発展と継承に力を入れたいと話します。

【北広島町商工観光課 大本賢一郎 課長】
「将来に伝統芸能の神楽を残していくためには、より多くの方のご支援やご協力をいただいてやっていきたいと思っています」