野村証券元社員の男(30)に懲役18年の判決 顧客の現金1800万円盗み住宅に放火するなど 広島地裁

3/3(火) 17:42

野村証券元社員の男が顧客の住宅から現金を奪い、放火して殺害しようとした罪などに問われている裁判で、広島地裁は懲役18年の判決を言い渡しました。

判決などによりますと、野村証券の元社員梶原優星被告(30)は、おととし7月広島市西区に住む当時顧客だった80代の女性に睡眠薬を飲ませ昏睡状態にしたうえで、現金およそ1800万円を奪い、住宅に放火して殺害しようとした罪などに問われていました。

これまでの裁判で、被告は殺意を否認していて、強盗殺人未遂罪が成立するかどうかが争点となっていました。

3日の裁判で、広島地裁の角谷比呂美裁判長は、「火を放てば死亡させる危険性が高いことは容易に想像できる」などと指摘し、殺意が認められるとして強盗殺人未遂罪が成立すると判断。

そのうえで「手段を選ばず人命も軽視する態度は厳しく非難されるべき」「顧客の信頼を裏切った犯行であるという点においても悪質」として、懲役18年の判決を言い渡しました。