ドラマ『未来電車』 いよいよ3日放送! 安古市高校の生徒もエキストラで出演! 制作の舞台裏に潜入!

3/2(月) 19:30

いよいよ3日放送のTSSドラマ「未来電車あの日を知らないあなたへ」。
全編広島で撮影が行われたこのドラマの舞台裏を追いました。

開局50周年を記念して、TSSで初めて制作されたドラマ「未来電車」。
被爆80年の節目に『記憶の継承』をテーマとし、過去から現在に至る3部構成で広島の街で生きる家族のつながりを描くヒューマンドラマです。
撮影はすべて広島で行われました。
この日はテレビ新広島本社での撮影です。
主演は長崎県出身の長濱ねるさん―長濱さんが演じたテレビ局員、ユキ。
被爆80年の企画を任され自ら記憶を語り継ぐ意味を問い直し、葛藤します。

【長濱ねるさん】
「原爆というものに対して生まれた時からその場所にあった歴史だったからこそ、当たり前に触れてきたので(今回の役は)自分自身とリンクすることが多くて助かりました」

広島市安佐南区にある安古市高校。
主人公・ユキの高校時代の回想シーンで、学校も全面協力のもとライブシーンなど大がかりな撮影も行われました。

【撮影現場】
「はい!」~「カット!」

エキストラとして在校生も大勢、参加していました。

【参加した生徒は…】
「最初は雰囲気とか緊張したんですけど、やってみたら楽しくて、本当に楽しみながらやることができました」
「すごく役者さんの演技が新鮮で、普段感じられない気持ちというか…すごかったです」
「いろんな人が撮影に関わっていて、いろんな人がいるからこそひとつの素敵な作品ができるんだなということを実感しました」

撮影シーンを記録する『カチンコ』を鳴らすこちらの男性。
実は、このドラマの原作者・稲田幸久さんです。
原作は広島駅を舞台にした小説で、広島駅ビルのリニューアルオープンに合わせて去年3月に発売されました。
広島市在住の稲田さん。
ドラマの撮影現場を味わい、自らの今後の活動に生かしたいと、制作の最前線でスタッフとして参加していました。
撮影が行われた安古市高校は稲田さんの母校でもあります。

【原作者・稲田幸久さん】
「こうやって僕の原作がドラマになっているという撮影を母校でやってもらって、すごく光栄だなと思っていますし、嬉しく思っています。小説というのは1人で作り上げていくものなんですけど、監督や役者さんなど、その人たちの中にある形が集まって、またひとつの形ができる、この過程に携わらせてもらっているというのはすごく楽しいし、良い経験だなと思います」

物語の原点とも言える1975年の家族の日常が描かれる第1章は、広島駅周辺で多くのシーンが撮影されました。
昔懐かしい雰囲気が残るエキニシ地区。
第1章のメインとなる主人公ユキの祖母・サチエの1975年当時を演じたのは国仲涼子さんです。
サチエが営む喫茶店はドラマの時代設定と同じ1970年代にオープンした広島市内の店舗で撮影。
家族の居場所として、また、過去と現在をつなぐ存在として物語の重要なシーンとなります。
平和公園では、物語のカギを握る、主人公ユキの同級生を演じた広島市出身・井上祐貴さんが撮影に臨みました。
また、ドラマのタイトルにもなっている「電車」もたくさん描かれています。
広電・千田車庫でも数日間にわたって撮影され、広島の街で紡がれる家族の絆を描く物語が完成しました。

クランクアップ時
「未来電車これにてクランクアップです!皆さんお疲れ様でした。」~拍手

【国仲涼子さん】
「幸せすぎる時代で、こういった戦後の話はすごく意味のある内容だなと思っていましたし、広島で撮影できて考えさせられる思いでいっぱいでした。(撮影期間は)短かったんですけど、濃厚で楽しい時間でした」

【原作者・稲田幸久さん】
「この作品を見てもらって、まずは広島でこの作品ができたことを誇りに思ってもらいたいですし、もっと広島を好きになってもらいたいですし、こういうことがあって、広島が今元気になっていると感じてもらえたらと思います」

【演出・小川弾さん】
「私もやっぱり平和の中で生きてきて、僕らの平和で戦争を知らない世代から伝えていくこと、伝えていくべきものが必ずあると思っていて、この問題について、その考えるということが止めずにやり続けるっていうことがやっぱり大事だなと。(物語のテーマは)家族のつながり、ないし世代のつながりって言うんですかね。それが多分その次の未来につながっていくという意味がすごく強い。素晴らしい役者さんたちがいろんな表現をつないでくれているので、ぜひ見ていただけたらなと思っております」

ドラマ「未来電車」は3日午後7時放送です。
感想など3日は、ドラマに出演した国仲涼子さんをスタジオにお迎えして、見所などをたっぷりお伝えします。
ドラマの前にぜひご覧ください。