広島 県立高校18校を7校に再編 早ければ2029年から統合 呉と尾道の4校は保留

2/16(月) 18:27

県教育委員会は、県立高校18校を7校に再編する計画案を明らかにしました。
早ければ2029年度から順次、統合を開始します。

少子化の影響を受けて県教委は、2033年度時点で「1学年4学級」を下回る見込みの都市部の県立高校を再編する方針を示しています。

対象となるのは18校で、呉工業と呉商業、海田と安芸南、賀茂と河内、竹原と忠海、三原と三原東、高陽・高陽東・安西、松永・沼南・福山誠之館(定時制)・福山葦陽(定時制)・東(通信制)を統合し、全部で7校となります。

当初は呉三津田と呉宮原、尾道北と尾道東を含む22校を9校に再編する計画でしたが、呉市と尾道市からの要望を受けて当面、保留されます。

【県教委 教育改革課・今川浩之課長】
「市としても学校の存続に向け生徒数確保に取り組むと表明された。取り組みの効果を検証したうえで改めて統合の是非を判断する」

高校の再編について、呉市民は…

「統合したあとに娘が高校生になるので、倍率とかどうなるのかなと思いました」
Q:三津田と宮原が保留になったがどう思うか?
「どちらも伝統ある高校なので、できたら残った方がいいのかなという気持ちがありました」

「卒業した学校の名前がなくなるのは卒業生は悲しい。卒業生の話し合いの場があったらいいと思いますよね」

県教委は、今年4月には実施計画を策定する予定です。

《スタジオ》
こちら県内の中学3年生の在籍者の推移です。

1988年度から見るとおよそ半分に減ってきている。少子化が急速に進んでいることがわかります。
高校の生徒数が少なくなると、
教職員の数も少なくなり、必要な教育環境の維持が難しくなってしまいます。

そうした中で県教委は多様な学びができる環境を整えるため、2033年度の時点で「1学年4学級」を下回る見込みの都市部の県立高校を再編する方針です。
こちらが対象の高校なんですが、呉工業と呉商業、海田と安芸南、賀茂と河内などが統合され、全部で7校となります。

当初、統合が検討されていた呉三津田と呉宮原、尾道北と尾道東の4校については、呉市と尾道市が「学校の存続に向けて生徒数の確保に取り組む」としたため、統合は当面、保留されることになりました。