「相対屋」の男らを再逮捕 詐欺で得た暗号資産を現金化 犯罪収益は22億円以上か 広島県警など捜査本部

1/13(火) 17:15

特殊詐欺などで得た暗号資産を現金化するいわゆる「相対屋(あいたいや)」の男らが再逮捕されました。この男がこれまでに現金化した犯罪収益は22億円以上にのぼるとみられています。

詐欺と組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは東京都町田市の会社役員谷澤直樹容疑者(34)と神奈川県横浜市の指定暴力団山口組傘下の暴力団組員、小林雄輝容疑者(44)です。

警察によりますと、2人は、何者かと共謀し、2022年10月から12月にかけて、架空の会社の社員などになりすまして過去に詐欺被害に遭った埼玉県の80代男性に電話をし、「詐欺被害に遭ったお金を取り戻せる可能性がある」などとうそを言って金を要求し、約1150万円相当の暗号資産を送信させた疑いなどがもたれています。

警察は、共犯事件で捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。

谷澤容疑者は、こうした特殊詐欺などの犯罪で得た暗号資産を現金化する「相対屋(あいたいや)」で、小林容疑者は、谷澤容疑者に対して106回にわたり現金化を依頼していました。

谷澤容疑者は、2022年3月から去年3月にかけて、小林容疑者を含め15人から20人の依頼者と計280回、22億2000万円分の取り引きを行っていたとみられています。

2023年、福山市在住の人から詐欺被害の届け出をきっかけに一連の事件の捜査が進められていて、警察は、さらに余罪があるとみています。