発電所の点検作業中に転落したか 70代男性作業員が死亡 広島・三次市

12/23(火) 15:59

22日午後、三次市にある発電所の水路内で作業をしていた70代の男性が地上から30m下の槽に転落し死亡しました。

消防などによりますと22日、午後5時40分ごろ三次市作木町にある中国電力の新熊見発電所で現場にいた作業員から「竪穴で作業をしていた男性1名の行方がわからない落ちたのかもしれない」と消防に通報がありました。

消防車など10台が出動し約16時間にわたって捜索活動を実施し、けさ、地上から30mほど下にある槽で70代の男性作業員が見つかりその場で死亡が確認されました。

男性作業員は、当時、3人で地下20mにある発電で使用した水を河川に流すための水路の点検作業をしていたとみられ、命綱は着けていたということです。

警察は、労災事故も視野に事故の経緯や原因などを調べています。