「核保有論なんて許されない」被爆者団体が連携し反核イベント実施へ 来年は核禁条約発効から5年 広島

12/23(火) 10:39

県被団協など被爆者7団体は、来年の核兵器禁止条約発効5周年にあたって、幅広い団体が参加するイベントを展開し、核兵器廃絶を訴えることにしました。

【広島被爆者団体連絡会議 田中 聡司 事務局長】
「核保有論まで出てくるなんて許されない」

被爆者7団体と市民団体のメンバーなどは22日、来年迎える核兵器禁止条約発効5周年の記念イベントについて協議しました。

被爆81年となる来年は、原水禁や市民団体など幅広い団体と初めて連携し、2カ月に1回程度署名活動をするほか、原爆ドーム前でのキャンドルアピールを共同で開催することを申し合わせました。

また、政府関係者による核兵器保有を容認する発言を問題視し、政府の核兵器に関する認識をただす集会なども検討するとしています。