広島県が抱える若者の県外流出の課題解決について横田知事は、２３日の定例会見で新たなキャンペーンを実施することを発表しました。

【横田美香知事】
「広島でもいろんなことができるんだよと若い人にしってもらいたい。キャンペーンで情報を収集していくきっかけを作るという意味では効果があるのでは」

横田知事は、若者の県外流出の課題解決に向けて「それ、広島で。」と題し、３つの柱で取り組みを推進する方針を明らかにしました。
１つ目は広島で暮らす、働くことを意識してもらう取り組みとして屋外広告を公共施設などに打ち出します。

そのほか、県公式ホームページに特設サイトを立ち上げ、キャンペーンと連動した就職支援など関連サイトへの誘導を図ります。
また広島で暮らし働くというイメージを高めるため、広島で活躍する企業によるトークセッションを開催するとしています。

県は、プロジェクトチームを立ち上げ対策に取り組んでいて、横田知事は、「広島でこんなチャレンジができるんだと知ってもらい、最終的には人口の転出超過を改善していきたい」としています。

※県は当初、キャンペーンを２４日からスタートすると発表していましたが、その後、２３日スタートと訂正しました。