全国唯一の新交通システム「スカイレール」 20日から広島市の博物館で展示始まる

12/20(土) 18:10

広島市安芸区で四半世紀に渡り活躍し去年引退した全国唯一の交通システム「スカイレール」が広島市の博物館で、20日から展示されています。

広島市安佐南区のヌマジ交通ミュージアムでお披露目されたのは、スカイレールサービスから寄贈を受けた「スカイレール200形201号車」です。
スカイレールはモノレールとロープウェーの技術を合体させた交通システムとして1998年に誕生。
広島市安芸区のJR瀬野駅と造成された団地内の駅との間、約1.3kmを結びました。
地域住民の足として長年、運行を続けましたが、設備の更新費用がかさむことなどから廃止が決定し、去年4月、惜しまれながら歴史に幕を下ろしました。
全国で唯一、世界でも例のない貴重な乗り物として親しまれてきたスカイレール。
展示初日の20日は、ゴンドラの車内が公開されました。

【来場者は】
「懐かしいなと思った」
「たまたま乗れるということでラッキーな感じがした」

来年1月以降は、毎月、第3土曜日に車内を公開するということです。