広島城の天守支えた「基礎部分」築城から400年の時を経て初めて確認 当時の建築技術も明らかに
12/3(水) 18:30
広島城の天守を400年以上支えてきた石垣の基礎部分が、きょう初めて報道公開されました。
広島城の天守台の基礎部分が公開されるのは初めてで、広島城が築城されて以来、400年以上誰も見ることができなかった部分です。
広島市が昨年度に続いて実施した発掘調査で初めて確認されました。
広島城の天守台の基礎部分が公開されるのは初めてで、広島城が築城されて以来、400年以上誰も見ることができなかった部分です。
広島市が昨年度に続いて実施した発掘調査で初めて確認されました。
基礎部分の発掘調査では様々な土が混ざっていたことから人の手で築かれたとわかったほか、天守台の周辺に水がたまらないよう地面の高さが工夫されていたことが明らかになったということです。
広島市は引き続き調査を進め、史跡・広島城の整備基本計画を2027年度中に作ることにしています。
広島市は引き続き調査を進め、史跡・広島城の整備基本計画を2027年度中に作ることにしています。
【広島市文化振興課:柳澤健輔文化財担当課長】
「当時作った人は前例が少ない中でこのような高い石垣を大変苦労して作っていたものと思います。発掘調査の結果、かなりいい結果が得られたので市民の皆様にぜひみていただきたい」
市民向けの現地説明会は、今月6日に行われます。
「当時作った人は前例が少ない中でこのような高い石垣を大変苦労して作っていたものと思います。発掘調査の結果、かなりいい結果が得られたので市民の皆様にぜひみていただきたい」
市民向けの現地説明会は、今月6日に行われます。
