朝のピーク時「所要時間 約4分増」と発表 広島市中心部 西広島バイパス延伸工事に伴う交通規制

11/7(金) 18:30

国道2号・西広島バイパスの延伸工事が本格化し、先月1日から始まった車線規制で、きょう初めて規制開始後の交通状況が発表されました。

西広島バイパスの延伸事業に伴い、広島市中心部では先月1日から工事が本格化し、国道2号の舟入本町交差点から市役所前交差点の間で終日車線規制を行っています。

広島国道事務所は規制開始後の所要時間について朝のピーク時間帯とされる午前6時から午前10時は約4分増えた一方で、早朝の時間帯や退勤時間にあたる午後4時から午後8時の時間帯では、大きな変化は見られませんでした。

また、およそ100人のインタビュー調査で、全体のおよそ3割が迂回路の利用や通行時間帯を変更したことがわかっていて、迂回路として推奨されている平和大通りや相生通りなどの交通量は増加傾向にあるということです。

広島国道事務所は当初予測していた最大9キロの渋滞は発生していないものの、今後、車線規制の区間が伸びると混雑が予想されるため、引き続き、時差出勤の協力や迂回路の利用を呼びかけています。