「短い秋をおいしい柿で楽しんで!買ってね」糖度も上がり肉厚に 福山市名物『富有柿』出荷はじまる 広島

11/6(木) 11:01

朝晩の冷え込みが強まり、秋が深まる中、福山市では名物の果物の出荷が始まっています。

福山市で出荷が始まったのは、「富有柿」です。
大ぶりで形が良く、甘みが強い「富有柿」は、福山市松永地区の農家で栽培されていて、生産量は県内一です。
この日はおよそ1トンの柿が選果場に運び込まれ、大きさや品質ごとに箱詰めされていきました。

今年は夏の猛暑や雨の影響が心配されましたが、10月以降は寒暖差が大きかったため、糖度も上がり、肉厚に仕上がったということです。

【松永果樹園芸組合柿部会 生産者 石井 洋子 さん】
「短い秋を松永のおいしい柿で楽しんでもらいたいと思います。買ってね。」

出荷は11月下旬にピークを迎え、県内のスーパーや百貨店などで販売されます。