「ETCを踏切に!?」 踏切内の車停車問題解決に向け JR山陽本線の踏切で全国初の実証実験へ
10/30(木) 19:05
JR西日本は広島電鉄と並走する区間の踏切内で、車が停まる問題の解消を目指すため、デジタル技術を活用した全国初の実証実験を、今年12月から始めると発表しました。
実証実験が行われるのは、広島市佐伯区にあるJR山陽本線「蟹原第2踏切」です。
JR西日本によりますと、この踏切はJRと広島電鉄の線路が並走する区間で、踏切内の通過スペースが広くなっているため、車が通過できず踏切内で停車し、列車が緊急停止する事案が年間約60回発生しています。
そのためJRは、高速道路で利用されているETCのシステムを活用し、車が踏切に入る前に踏切内での停車禁止を促す、音声案内などを流す対策を導入するとしています。
【JR西日本中国統括本部 飯田稔督広島支社長】
「自動車が踏切内で停車する件数の変化、踏切を通過する自動車のETCの搭載状況などを確認させてもらって、安全対策として有効なのか実験で確認したい」
実証実験は今年12月上旬から来年3月末までを予定しています。
JR西日本によりますと、この踏切はJRと広島電鉄の線路が並走する区間で、踏切内の通過スペースが広くなっているため、車が通過できず踏切内で停車し、列車が緊急停止する事案が年間約60回発生しています。
そのためJRは、高速道路で利用されているETCのシステムを活用し、車が踏切に入る前に踏切内での停車禁止を促す、音声案内などを流す対策を導入するとしています。
【JR西日本中国統括本部 飯田稔督広島支社長】
「自動車が踏切内で停車する件数の変化、踏切を通過する自動車のETCの搭載状況などを確認させてもらって、安全対策として有効なのか実験で確認したい」
実証実験は今年12月上旬から来年3月末までを予定しています。
