「楽しい想い出を最後まで」多くの人に愛される「ハローキティ新幹線」 2026年春運行終了 JR西日本

10/30(木) 17:45

JR西日本は2018年から山陽新幹線で運行する「ハローキティ新幹線」を、来年の春で運行を終了すると発表しました。

山陽新幹線の「ハローキティ新幹線」はサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」を、「500系新幹線」全体にラッピングした車両です。

2018年6月にデビューし、博多から新大阪までの山陽新幹線全区間を1日1往復で運行し、各駅に停車しています。

「ハローキティ新幹線」の編成は1編成のみのため、その珍しさからか国内の外から多くの人が利用しています。

そうした中、JR西日本は去年、車体の老朽化が進んでいることから「500系新幹線」の営業運転を、2027年を目途に終了すると発表。

「ハローキティ新幹線」編成の500系新幹線も引退の時期を迎えることから、
2026年の春でその役割を終えることになりました。

JR西日本によりますと、10月30日時点で最終運行の日時や、セレモニーの開催等については未定としていますが、来月1日から記念グッズを販売するなど、運行が終わるその日まで「ハローキティ新幹線」との想い出を創る企画を準備しているということです。

【ハローキティ新幹線からのメッセージ】

とうとう、お別れの日がやってくるー。

2018年にリボンの夢から始まった、ハローキティ新幹線。たくさんの旅が生まれて、たくさんの笑顔につながって。地域をつないで結んできたよ。

これまでの、ありがとうの気持ちを込めてフィナーレキャンペーンが、はじまる。

みんなとつくるフィナーレアートや1号車ハロープラザでのお楽しみイベントが待ってるよ。

さよならのその日まで、ハローキティ新幹線と想い出をいっぱいつくろう。

この想い出が、みんなの心に刻まれますように。そしてまた、次の旅に連れて行ってくれますように。

ハローキティ新幹線はこれからもみんなの夢の中で走り続けるよ

※ハローキティ新幹線HPより