広島市で「インフルエンザ流行入り」 昨シーズンに比べ1カ月早く「気温高い状況での流行は異例」と担当者

10/22(水) 17:33

広島市は、きょう、昨シーズンより4週間早くインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。

広島市によりますと、今月19日までの1週間でインフルエンザに感染した人は1医療機関当たり1.60人と、前の週のおよそ2倍に増え、流行入りの目安となる「1」を上回りました。

広島市の流行入りは昨シーズンに比べて4週間(1カ月)早く、市の担当者によりますと「気温が高い中での流行入りは異例で、コロナ禍以後、流行が不安定になっている」ということです。

一方、広島県は、今月16日に「インフルエンザの流行入り」を発表していて、こちらは過去10年間で2番目に早い流行入りだということです。

インフルエンザ患者は、例年、流行期に入ると急増するということで、市は、手洗いやうがい、マスクの着用のほか室内の換気など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。