自民・維新の会「連立政権で基本合意」広島市民の反応は? 求めるのは「政治の安定」「物価高対策」

10/20(月) 18:55

あすの総理大臣指名選挙を前に自民党と日本維新の会は連立政権の合意書に署名しました。新たな政権誕生に広島からは様々な反応が聞かれました。

自民党と日本維新の会はさきほど午後6時に連立政権の合意書に署名しました。

これによりあす召集の臨時国会での総理大臣指名選挙は、自民党の高市総裁が選出される公算が大きくなりました。

新政権の誕生に広島の反応は?

【男性】
「(政治を)安定させるには(合意は)いいと思う。1つの党だけでというのは難しいと思う。今後どうなるか、まだはっきりと読めないが物価高などの政策を進めてほしい」

【女性】
「(維新の会が)合意すると思っていなかった」
「Q:新しい政権に期待することは?」
「子育てについて充実させてもらえたら」

一方、自民党広島県連の平口洋会長は、厳しい政権運営が予想されるとしたうえで、
「企業・団体献金の禁止も全くゼロにするのは難しい面があり、衆議院で50人の定数削減も各党派で協議が必要」「ひとつずつ努力していくしかないが相当厳しい」と
コメントしました。

また、日本維新の会・広島県総支部の空本誠喜代表は、「物価高対策などの課題が山積する中、安定した政権をつくる必要があり、その点では連立合意は評価に値する」と
する一方で、「維新の地方議員は今後に不安を抱えているので、党がしっかり説明すべき」としたうえで、党の結束をはかり、政策を進めていきたいとしています。