スシローが”流行の発信地”パルコに 4カ国語対応の大型モニターで注文 インバウンド客にも期待 広島

9/11(木) 18:33

【五十川記者】
「パルコの新館9階に到着しましたけれども大きくスシローです」

11日午前オープンしたのが、「回転すしチェーン」のスシロー広島パルコ店です。
開店を待ちわびた多くの人が列を作りました。

【並んだ人は】
「(回転寿司店は)割と郊外型が多いですよね」
「便利、おしゃれだよね」

これまでの回転寿司というと、車で行ける郊外型、ロードサイドにあるというイメージでしたが、なぜ広島の「ど真ん中」に出店したのでしょうか。

【五十川記者】
「席に座って一番に感じるのが注文するモニターなんですよ。座席いっぱい大きいんですよ。大きいだけじゃないんです。様々な言葉に変化します。日本語、英語、中国語、韓国語に対応していますが、瞬時に英語に切り替わりました。パルコに来る人は買い物に来るという人が多かったと思うんですけど、寿司を食べにくるぞという観光客も増えそうです」

各座席の大型モニターはワンタッチで4カ国の言葉に切り替えることができます。
地元の人の需要はもちろんですが、力を入れているのが海外からのインバウンド客の需要です。

【韓国からの観光客は】
「原爆ドーム前とか八丁堀から近い。(スシローが)オープンする予定のニュースを見てすぐにきました」

年間に何度も来日するほど日本好きという韓国人観光客も、オープンに合わせやってきました。
韓国語でスムーズに注文でき、大満足の様子でした。

【韓国からの観光客は】
「魚の名前とか寿司の名前が韓国語でも理解できます。最高!」

去年10月、本通商店街には別の回転寿司チェーンが出店するなど、広島の「中心」に熱い視線を集めています。
スシローの運営会社によると、インバウンド客のほか、ふらっと立ち寄る買い物客や仕事帰りの人の需要も見込んでいるといいます。

【客は】
「スシローはあまり近くになかったので行けてよかったです」
「これは美味しい」「美味しいね」「一番いいよ。雨が降っても濡れないしね」

広島の「流行の発信地」で、新鮮な「ネタ」を楽しむ食文化も今後、浸透していきそうです。

【五十川記者】
「身が大切り、大きいんですよ。幸せだ!」