陸上の話題です。
今月、東京での世界陸上に出場する女子１００ｍハードル福部真子選手が、きょう報道陣に練習を公開しました。

２０２２年のオレゴン大会以来２回目の出場となる世界陸上。
福部選手は日本選手権で３位、そして先月１６日のレースで参加標準記録を突破、日本代表入りを果たしました。

【日本建設工業・福部真子選手】
「ギリギリで出場決めたことの悔しさは持ちつつも、でも私らしいと思います」

福部選手は去年の秋頸部のリンパ節が腫れ発熱する菊池病に罹患。
今年の春以降も微熱が続きました。
さらにアキレス腱やひざにも違和感を抱え苦難の日々が続きました。

【日本建設工業・福部真子選手】
「進んでは下がってを繰り返す日々だったので、ずっと自分の中では立ち止まった状態」

様々な苦難を乗り越え迎える、２回目の世界陸上。
去年、パリ・オリンピックで感じた世界のレベルを再び感じるため練習に励んでいます。
東京オリンピックに出場できなかった福部選手にとって今回の世界陸上は憧れていた日本での世界大会。
様々な思いを胸に秘め、レースに挑みます。

【福部真子選手】
「万全な状態でスタートラインに立てれば、今シーズン１の走りとタイムは出せると思うので、そこをクリアできるように準備したい」

《スタジオ》
福部選手が出場する女子１００ｍハードルは今月１４日に予選、１５日に準決勝と決勝が行われます。
福部選手の活躍に期待しましょう。