インターハイ陸上100m 広島勢が活躍!松本真奈選手が優勝 荒谷匠人選手が広島県高校記録を更新

7/28(月) 18:32

陸上です。高校総体・インターハイは26日、男女で100mが行われ、広島県勢が活躍しました。

大会2日目の26日、女子100mに優勝候補の広島皆実、松本真奈選手がタイム決勝に出場しました。
暑さ対策で3組タイム決勝となったこの大会、「自分の走りをするだけ」という顧問のアドバイスの通り、後半は1人抜けだしてフィニッシュ。
追い風参考ながら高校記録を上回るタイムで広島県勢初の優勝を飾りました。

【松本真奈選手】
「本当にうれしいです。前半、結構相手に出られましたが後半、良い走りができたので追い風参考でしたが10秒4台の記録が出て良かったと思います。おばあちゃんも山口から来てくれたり、家族がたくさん応援に来てくれていたので本当に良い姿を見せることができて良かったです」

男子100mには近大東広島の荒谷選手、広島国際学院の渡邊選手がタイム決勝に出場しました。

同じ組の隣のレーンで走った両選手でしたが、スタートから飛び出したのは荒谷選手。中盤から後半にかけてさらに加速し、10秒29でフィニッシュ。
山縣亮太選手の持つ広島県高校記録を更新しました。

【荒谷匠人選手】
「あまり広島県高校記録という実感がなくて10秒29という記録も、隣を走った渡邊選手だったり色々な選手が高いレベルで競いあってくれたからこそ達成できた記録であって、自分一人では達成できなかった記録なので、10秒29という記録を出してうれしいという気持ちととともに感謝の気持ちでいっぱいです」

そして28日、女子200mでは、100mに続き個人2冠を目指す松本真奈選手が出場しました。

レース前、「地元広島でのインターハイなので、優勝と高校記録を目指したい」と話した、松本選手。スタートで飛び出します。
大会の前、バイクとダッシュでスタミナをつけてきたという松本ですが、後半強すぎる追い風に少しバランスを崩します。そ
して23秒55でフィニッシュ。
結果は全体での2位となり、100mとの個人2冠とはなりませんでした。

【松本真奈選手】
「金メダルを持って帰りたかったのですごく悔しいです。1年生の時は全然活躍できず、2年生はリレーだけで、3年生の集大成で個人もリレーも入賞することができて全体を振り返ったら良かった」

個人2冠にはわずかに届かなかった松本選手ですが、「地元だったからこそ100メートルは優勝できた」と背中を押してくれた地元の応援に感謝していました。
さらに「達成できていない高校日本記録を狙う」と力強く語っていました。
今後のさらなる活躍に期待です。