今年も甘くみずみずしい「アムスメロン」 島根・益田市で出荷始まる

6/10(火) 17:30

中四国各地から届いたこの時期らしい話題です。

果汁がしたたるみずみずしいメロン。
シーズンを迎えた島根県益田市特産のアムスメロンです。
JAの選果場で初出荷式が行われ、島根県の丸山知事や生産農家などおよそ60人が、今シーズンの初出荷を祝いました。

1976年に生産が始まった益田市のアムスメロンは、県全体の生産量の4分の3を占め、ことし、地域の農林水産物や食品のブランドを守るGI(ジーアイ)・地理的表示保護制度に登録されました。

JAによると今年は2月から3月にかけて気温の低い時期があり、生育が遅れたもののその後は順調で糖度が14度を超え、甘いメロンに仕上がったということです。

【JAしまね益田メロン部会・世良竜一部会長】
「アムスメロンファンの方には納得いただけるものができたとおもっています」

益田アムスメロンの出荷は7月初めごろまで続き、JAは今シーズン、島根県内や広島、京阪神の市場を中心に367トンを出荷、2億4千万円の販売を見込んでいます。