先制のあと、この日も１番スタメン起用の中村奨成。
打った瞬間、行かないかなと思ったと振り返った打球はレフトスタンドへ。
自身４年ぶりとなるホームランで追加点を挙げます。

さらにカープは５回、この回先頭打者の末包。
こちらは打った瞬間にホームランとわかる大飛球。
追加点を重ね、リードを広げます。

しかし、逃げ切りたいカープはリリーフ陣が踏ん張り切れません。
４番手のハーンが同点ホームランを浴び、試合は延長戦へ突入します。

迎えた延長１２回、マウンドを託されたのはルーキーの岡本。
２アウトのあと、ランナーを許し、１日のサヨナラが頭をよぎりますが、きっちり無失点で抑えて、最後の攻撃に期待をかけます。

そして１２回裏、チャンスに強い末包。
サヨナラの舞台を整えます。

小園の内野安打で１－３塁とチャンスを広げ、迎えたバッターはこの日、怪我から復帰したばかりのモンテロ。
その初球でした。
チェンジアップをうまくはじき返し、うれしい来日後初のサヨナラタイムリー。
巨人との直接対決を制し、新井カープ２位浮上です。

【モンテロ選手】
「最高でぇす。ファンの皆さん遅くまでありがとうございます（怪我から）戻ってきました。明日からももっと頑張ります」

【プロ初勝利・岡本駿投手】
「これからもっとしびれる場面で抑えられるように頑張るので、応援よろしくお願いします」