広島駅前がさらに変わる 駅ビルとエールエールA館がペデストリアンデッキで直結 その先の川沿いまでも 

5/5(月) 18:21

日々変わる「広島駅南口エリア」。
このGW、またひとつ景色が一変しました。

今月1日の深夜…。

【鈴木記者】
「あちら新しい駅ビルは綺麗にライトアップされていますが、エールエールA館と川の間クレーンが入って準備が進められています。
いまクレーンが動き出しました。橋桁が吊り上げられています。ゆっくりとまさにこの道路上に架けられようとしています。
車やバスなどが通っていたこちらの道ですが、このようにいま景色がまた一つ変わろうとしています」

先週、また一つ、新たな景色が生まれた広島駅南口エリア。

【野川アナ】
「広島電鉄駅前大橋ルートの開業まで3か月を切ったということで、広島駅のホームも様々な構築物が着々と出来上がってきています。
そして、その先にいくと通りを挟んでエールエールA館があります。バルコニーのように突き出た部分がありますが、あそこに向かってのペデストリアンデッキの建設も来年の春に向かって徐々に進んでいきます」

そのエールエールA館の工事現場にカメラが入りました。

【野川アナ】
「おお~すごいですね。おお~!ここに出るんですね」

【広島駅南口開発・大宮勉営業部長】
「エールエールA館は百貨店ビルでつくっていた建物なので、そのイメージは統一している。ただここが新たに迎える玄関だよということも意識してしっかり空間をとり、中に入ると2階の売り場ができあがりますし、この館内通路を通してここ壁があるが、突き抜けていくと先ほどの川側のデッキにつながる」

先週、橋桁が架かり、階段も取り付けられた「ペデストリアンデッキ」。
国と広島市の補助金を活用して、エールエールA館が南側に独自に架ける橋で、地下道の出入り口や駅前大橋の歩道へと直結します。

【広島駅南口開発・大宮勉営業部長】
「北側のデッキの接続までは広島市の計画で元々あったが、そこだけではもう少し回遊性を高める必要があろうという話で、これが広島駅の玄関という見え方にできたらと思っている。ミナモアとは当然競合する部分はあるかと思うが、私どもは百貨店、図書館もあるということで差別化もできるでしょうし、機能分担ということも図れると思っている。駅周辺の活性化ということでは、エリアマネジメント活動を通じてお互い相互に連携して盛り上げることもできると思うので、期待してほしい」

広島駅側とつながるペデストリアンデッキと同じ来年春に供用開始予定です。