■【座談会】中一ギャップと不登校を考える
夏休みまでに、不登校児童や生徒が増えると言われています。特に、中学 1年生が顕著で、この現象を〝中一ギャップ〟と呼びます。そこで、中1のお子さんを持つお母さんと、わが子が不登校だった先輩お母さんで座談会を実 施。親の対応について考えました。
〈イラスト:黒松晴美〉
■森川陽子さん(左)・中村由利江さん(中央)・石本智香子さん(右)
「子どもが学校へ行きたがらない、どうすればいい」をテーマに、5月25日にバ ルコムユーストリームスタジオ(西区大芝)で座談会を開催。中1のお子さんを持 つお母さんを代表して、森川陽子さん〈40歳・府中町、長男12歳(中1)、長女10 歳(小5)〉、石本智香子さん〈46歳・府中町、長男14歳(中3)、次男12歳(中1)〉。両 人とも、若竹保育園子育て支援センターのスタッフで府中町学校支援コーディ ネーターとしても活躍中
■中村由利江さん
このたびの座談会の進行役で先輩お 母さん。9年前に夫を亡くし、経済的 な苦労や、子どもの不登校など波乱 万丈の人生の中、3人の子ども(現在 、30歳前後)を育てあげました。現在 、広島県教育委員会「食・遊・読」アド バイザーや府中町学校支援コーディ ネーター、また命の大切さや家族愛 をテーマにした「紙芝居 夢屋」の 〝おっちゃん〟としても活躍中
■アンケート
【不登校は、どの子どもも起こりうると思いますか】
そう思う 82%
そうは思わない 9%
分からない 9%
【もし、お子さんが学校へ行きたくないと言ったら、どうしますか】
登校するよう強く促す 8%
様子を見て登校を促す 45%
無理に登校させず、子どもの気持ちの変化を持つ 31%
学校を変えることを考える 4%
分からない 7%
その他 5%
■【座談会】中一ギャップと不登校を考える(つづき)
■アンケート
【不登校の要因として子どものコミュニケーション力が問われていますが、どう思いますか】
そう思う 75%
そうは思わない
9% 分からない 16%
■学校の取り組みは?
不登校やいじめ、中一ギャップについて、広島市 の状況や各校の取り組みなどを広島市教育委 員会の星野和敏さんに聞きました。
広島市教育委員会事務局
学校教育部生徒指導課指導主事
星野和敏さん