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2019年10月08日(火)
【素朴な疑問シリーズ】Q.ワクチンって、本当に必要ですか?

小児科の日常診療を行っていると、このような質問を受けることがよくあります。

この質問に対して、私は声を大にしてお答えいたします。
「ワクチンは必要です!!」と。
 

❶と❸は、予防接種を受ける本人のためです。❷は、社会への拡散を防ぐためです。社会というと大きすぎてピンとこない方もいると思うので、もう少し小さい集団で考えてみましょう。自分の子どもが予防接種を受けずに病気になってしまった場合、大切な兄弟や他の家族、大切なお友達、また、もしお母さんが妊娠中であればお腹の赤ちゃんなどにも病気をうつしてしまう可能性があるのです。こういった自分たちの周りの大切な人を守るためにも予防接種をしっかりと受けることは重要なのです。
 

◆歴史を見てみますと、過去においては病気における感染症の占める割合はとても大きなものでした。◆抗菌薬などの様々な薬物療法は進歩しましたが、ウイルス感染症対しては、現時点でも根本的な治療法がないものが多く存在します。◆現在の予防接種の基礎とされるのは、1798年にイギリス人のエドワード・ジェンナーが「天然痘」に対する予防法を開発したことが初めでした。◆その後、次々と進んだワクチン開発は、過去に恐れられていた多くの感染症の流行を激減させ、我々の生活へ安心をもたらしました。「天然痘」のように地上から根絶されたものもあります。◆我々の先輩たちがワクチンを受けてきたことが、様々な病気の大流行を抑え、現在の我々の安心な生活を作ってくれたのです。◆「はしか」の流行が現在、世間では騒がれています。◆ワクチンを受けられる人が、ワクチンをきちんと受けることにより、地域社会での病気の流行は防ぐことができます。◆流行を防ぐことができれば、ワクチンを受ける年齢になっていない赤ちゃんや、おなかにいる赤ちゃん、免疫力の弱い人たちなどをはじめとした多くの人を病気から守ることもできます。
 

【参考文献】
Roush SW, et al. ; Historical Comparisons of Morbidity and Mortality for
Vaccine-Preventable Disease in the United States. JAMA 2007; 298: 2155-2163.

 

浅野孝基(あさの・たかき)先生

舟入市民病院
小児科副部長

◆日本小児科学会 
 小児科専門医

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